WBCトロフィーに長蛇の列 “あの感動を再び”5時間待ちも苦にならず[2023/03/25 19:18]

 まだまだWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の興奮が冷めません。優勝トロフィーを一目見ようと最大5時間待ちの大行列ができました。

 世界一に輝いた侍ジャパンのあの感動から3日。侍フィーバーはますます加熱しています。雨のなか、東京ドームに集まった人たち。大行列はドームの周りを囲むように延々と続いています。ようやく最後尾にたどり着いても…。

 警備員:「野球殿堂博物館の最後尾、なんと5時間待ちです」

 5時間待ってでも見たいものとは…。

 埼玉から来た親子:「雨だったので予想以上で、こんなに並んでいるとは思わなくて驚いた」「(Q.きょうのお目当ては)優勝トロフィー。大谷選手が持っていて、生で見たい」

 東京ドームにある「野球殿堂博物館」に展示されているのは、侍ジャパンに贈られたWBCの優勝トロフィー。選手たちがつかんだ跡もそのまま残っています。

 優勝トロフィーは世界的なブランド・ティファニー製で、高さおよそ60センチ、重さ12キロ余り。激闘の証を目の当たりにしたファンは感激のあまり…。

 野球ファン(30代):「今思い出しただけでも泣けてきちゃう。トロフィーの指紋をゆっくり見たいと思って。大谷選手がずっと持っていた上の部分をすごくチェックして、じっくり見てきた」

 全身、侍ジャパンのユニフォーム姿で来た男性。ものまねをしているのはヌートバー選手のようです。

 ヌートバー選手のファン:「一個一個、選手たちの指紋が付いていて、きれいに拭かずにしっかり残してもらったのがとても感動的。心の中ですごくずっしりと幸せな重さが感じられた」

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