昨年度の有効求人倍率の平均は、前の年度よりも0.15ポイント高い1.31倍でした。求人の数が10%以上増えたことが要因だということです。
厚生労働省によりますと、働く人1人あたりの求人の数を示す有効求人倍率は昨年度は平均で1.31倍でした。
前年度より0.15ポイント高くなっていて、2年連続の上昇です。
新型コロナの影響で打撃を受けた飲食・宿泊業を中心に、全体の求人数が前年度よりも10.8%増えたことが要因だということです。
一方、3月の有効求人倍率は前の月より0.02ポイント減って1.32倍で、3カ月連続の減少となりました。
厚労省は材料費の高騰で建設・製造分野での求人が減っていると分析していて、「状況を引き続き注視したい」としています。
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