東京都は新型コロナウイルスの無料PCR検査事業で検査を請け負った事業者が検査数を水増しして不正請求をしていたと公表しました。総額は183億円に上ります。
都は2021年12月末から先月7日まで無症状の都民を対象に無料PCRなどの検査を行った事業者に対し、補助金を交付しています。
都によりますと、588の事業者のうち2022年度には11の事業者が実際には行っていない検査を行ったと偽って検査数を水増していました。
不正に請求された金額は総額で約183億円に上ります。
都内の感染者数が減少している時に検査数が伸びていることなどを都が不審に思い、発覚しました。
都は不正が発覚した事業者について、補助金は全額交付しない方針です。
また、他の年度についても調査するとともに警視庁にも情報提供を行っているということです。
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