20日は富士山の山頂に帽子をかぶせたような形の雲が現れました。
これは笠雲と呼ばれる雲で、天気が崩れる前兆となることが多いです。
国土交通省によると、24時間後までに雨となる確率は70%以上と言われていて、統計的に見てもかなり信頼性が高い雲です。
この雲は、低気圧や前線の通過前の湿気をタップリ含んだ風が富士山を乗り越える時に現れやすいため、理論的にも下り坂のサインで間違いありません。
実際に20日の夜には富士山周辺で雨が予想されています。
この雲を見掛けたら傘を持って出掛けるようにして下さい。
テレビ朝日気象デスク 森口哲夫
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