政府は懲役刑と禁錮刑を一本化した「拘禁刑」を創設する改正刑法の施行日を2025年6月とする政令を閣議決定しました。
去年6月に成立した改正刑法では、懲役刑と禁錮刑を一本化する拘禁刑の創設が盛り込まれていて、2025年までの導入が決まっていました。
政府は7日の閣議で、改正刑法の施行日を2025年6月1日とする政令を決定しました。
施行日以降に起きた事件や事故で起訴されて、裁判で有罪になると拘禁刑の対象となります。
これまで懲役受刑者に科されていた刑務作業が義務ではなくなり、それぞれの特性に応じて、社会復帰に向けた指導などを柔軟に行えるようになります。
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