【速報】「多子世帯」の大学授業料等の無償化を閣議決定 所得制限設けず2025年度から[2023/12/22 17:53]

 少子化対策として多子世帯への大学の入学金や授業料を無償化にすることなどを盛り込んだ「こども未来戦略」が閣議決定されました。

 政府は22日、少子化対策の強化を目指す、こども未来戦略を閣議決定しました。

 子ども子育て支援の拡充などに集中的に取り組み、3人以上の子どもを扶養する多子世帯に対しては大学の授業料などを無償とします。

 支援の上限は現行の就学支援制度と同様に授業料が国公立大学で約54万円、私立大学で約70万円で、入学金が国公立大学で約28万円、私立大学で約26万円となっています。短大、高等専門学校、専門学校の学生にも同様の支援を講じます。

 2025年度からの実施を目指し、所得制限は設けないとしています。

 2025年度の対象者は約40万人と想定され、2600億円規模になる見込みです。

 政府は教育費を理由に理想の子どもの数を持てない現状を払拭したい狙いです。

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