気象庁は今年の天候に関する統計をまとめ、「過去126年で最も高温の年」になるとの見通しを明らかにしました。
今年は春、夏、秋の3シーズン連続で「過去126年で一番の高温」となっています。
気象庁によりますと、今年の1月から11月にかけての全国の平均気温は平年より1.34℃高くなりました。
過去126年で最も高かった2020年の0.65℃と比べすでに2倍近い高さのため、年間を通じても統計史上1位になる見通しです。
理由については地球温暖化が進んだことを背景に挙げ、日本周辺が暖かい空気に覆われやすかったためなどとしています。
日本近海の海面の水温も11月までの時点で平年より1.07℃高く、統計史上最も高い記録になる見通しです。
一方で、海水温の影響を受ける台風の発生は17個で平年の25.1個よりも少なくなりました。
9月以降では5個と記録の残る1951年以降最も少なくなっています。
「明確な理由は分かっていない」ということです。
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