地震で被害のスーパー再開 生鮮食品求める人も 石川・穴水町[2024/01/23 18:32]

 能登半島地震で営業ができなくなっていた石川県穴水町のスーパーが再開し、避難生活などで不足しがちな野菜など生鮮食品を購入する人の姿が見られました。

 穴水町の中心部にある「いろはストアー」は地震直後の停電で、商品の一部を廃棄しなければならなくなりました。

 また、食品を保管する倉庫が全壊するなどの被害も受けて営業を取りやめていましたが、再開を望む町民の声を受けて被災者でもある従業員らが自宅の片付けと並行して営業に向けた準備を進め、22日に営業を再開しました。

利用客
「妻がしばらく避難所にいるので、魚を食べていないので刺し身を少し買ってきた。ブリとマグロの切り落とし」
「生野菜とかが今、なかなか手に入りにくくて。いろはさんが(店を開けて)くれたので見に来た」

 避難生活などで不足しがちな肉や魚、野菜など生鮮食品を購入する人の姿が見られました。

 いろはストアーは当面、時間を短縮して営業するということです。

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