輪島市にインスタントハウス設置 人口流出防ぐ狙い[2024/01/25 06:22]

 避難生活を少しでも快適に暮らせるよう開発された簡易住宅が、石川県輪島市の住宅地に設置されました。地域から人の流出を抑える狙いです。

 「インスタントハウス」は、能登半島地震の避難所で設置され、収容過多の解消や着替え、授乳などのスペースとして利用されています。

 ハウスの設置を進める名古屋工業大学の北川啓介教授に輪島市民が「被災地から人が流出してしまわないよう、人が集まれる場所が欲しい」と要望し、24日、輪島朝市近くの住宅の敷地におよそ3時間かけハウスが建てられました。

 避難所ではない場所にハウスを設置するのは能登半島地震では初めてで、北川教授はハウスの新たな活用法として期待を寄せています。

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