能登半島地震から1か月 被害に乗じた犯罪35件 窃盗被害が多発[2024/02/01 13:10]

 石川県では能登半島地震での被害に乗じた空き巣などの犯罪が35件確認されていて、悪質商法が疑われるブルーシートの高額販売などの相談件数が144件に上ることが警察庁への取材で分かりました。

 警察庁によりますと、石川県では能登半島地震が発生してから先月31日までに避難中の住居や店舗などへの空き巣、避難所での置き引きなど窃盗事件が30件、他にも器物損壊や女性へのわいせつなど、地震の被害に関連して合わせて35件の犯罪が確認されています。

 また、高い値段でブルーシートを設置・販売するといった悪質商法が疑われる訪問販売などの相談件数は、144件にも上っているということです。

 警察庁は県内のパトロールなど警戒を強化すると共に、防犯カメラの設置箇所を増やすなどして、震災に便乗した犯罪への対策を進めています。

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