福島第一原発で汚染水漏れ 東電が220億ベクレルと試算[2024/02/07 23:40]

 東京電力福島第一原発で汚染水を含む水が配管から漏れ出ていることが確認されました。構内の土壌に染み込んだ可能性があるということです。

 東京電力によりますと、7日午前、作業員が汚染水のセシウムなどを吸着する装置の排出口から水が漏れ出していることを確認しました。

 自動で閉まる弁が開いていたためとみられ、漏れ出た水の放射性物質の量は220億ベクレルと評価しています。

 原発構内の土壌に水が漏れ出した可能性があるとして、土壌を回収する方針です。

 すでに漏水は止まっていて、敷地外への放射能漏れは確認されていないとしています。

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