石川県輪島市から北西におよそ1キロの沖にある活断層で海底がおよそ3メートル隆起していたことが海上保安庁の調査で分かりました。
海上保安庁は1月中旬に能登半島北部沖の活断層に沿って海底の地形を調べました。
2003年に同じ海底を調べたデータと比較したところ、輪島市上大沢町から北西におよそ1キロの位置にある活断層で海底が幅およそ2キロにわたって最大で3メートルほど隆起していることが確認されたということです。
輪島市西部の陸地では最大で4メートルの隆起が確認されていますが、今回の地震で動いたとみられる海底の断層が見つかったのは初めてです。
動いた断層は地震のメカニズム解明や今後の発生予測などに役立つ可能性があります。
画像:海上保安庁提供
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