自民党の派閥の政治資金を巡る事件で略式起訴された谷川弥一元衆議院議員(82)の有罪が確定しました。これを受けて谷川元議員は3年間選挙に立候補できなくなります。
谷川弥一元衆議院議員は事務所の会計責任者と共謀し、およそ4300万円の収入について収支報告書に嘘の記載をした政治資金規正法違反の罪で先月、東京地検特捜部に略式起訴されました。
谷川元議員は東京簡易裁判所から罰金100万円、公民権停止3年の略式命令を受けていましたが、東京地裁によりますと、期限までに不服申し立てはなく有罪が確定しました。
谷川元議員は略式起訴された後に議員を辞職していて、3年間は選挙に立候補できないことになります。
また、同じく罰金100万円、公民権停止3年の略式命令を受けていた岸田派の元会計責任者の有罪も確定しました。
自民党の派閥の政治資金を巡る事件で有罪が確定したのは初めてです。
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