ソラシドエアで乗客移動用バスが機体位置間違え 離陸遅れる[2024/03/11 20:44]

 羽田空港から熊本空港に向かう飛行機がターミナルからバスで機体に移動していた乗客34人を乗せずに滑走路付近まで出発していたことが分かりました。

 ソラシドエアによりますと、11日午前7時すぎ、羽田空港から熊本空港に向かう飛行機には乳幼児を含む105人がターミナルから3台のバスに分かれて搭乗する予定でした。

 しかし、34人を乗せた2台目のバスの運転手が行き先を誤り、機体の場所に着いたのが出発時間ごろだったということです。

 通常は最後のバスの運転手が係員に「最後」と伝えるということですが、2台目より先に着いた3台目のバスの運転手が「最後」と伝えたため、機体が出発した可能性があるということです。

 2台目の運転手がすぐに社内に報告したところ、離陸前の機内に情報が共有され、34人は駐機場に戻ってきた飛行機に乗り込めました。

 飛行機は25分遅れで熊本空港に到着し、ソラシドエアは「機内の情報共有方法などを調査し、再発防止策を実施する」とコメントしています。

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