千葉県の「市原市観光協会」が解散する方向で準備を進めていることが分かりました。
市原市役所によりますと、去年5月からの市の監査で市原市観光協会に不適切な会計処理があったことが分かりました。
その後の調査で、2022年度に使途不明金がおよそ700万円、2023年度もおよそ190万円の使途不明金があり、債務の総額は7800万円余りに上ることが明らかになりました。
市は去年11月に補助金を停止していて、委託契約も今年1月でやめています。
現在、観光協会のホームページは閲覧できない状態で、2カ所の観光案内所もいったん閉鎖されました。
養老渓谷の案内所は観光客が多いことから、今月から市の直轄で運営が再開されましたが、五井駅前の案内所は今も閉鎖が続いています。
先月末に開かれた観光協会の臨時総会で解散が決議され、現在、それに向けて手続きが進んでいるということです。
解散の時期は未定です。
市の調査は現在も続いていて、今年9月までに最終報告書を出す予定です。
広告
