“ペット虐待”去年181件摘発で過去最多 ネコは遺棄、イヌは餌与えないなど[2024/04/11 15:16]

 ペットを虐待したなどとして全国の警察が去年摘発した事件は181件に上り、統計を取り始めた2010年以降で過去最多となりました。

 警察庁によりますと、去年、動物への虐待を禁じた動物愛護法に違反したとして、全国の警察が摘発した件数は181件ありました。

 前年から15件増えて、2010年以降で過去最多となりました。

 虐待の対象はネコが97件で最も多く、次いでイヌが65件でした。

 虐待内容の多くはネコを公園などに捨てる行為で、イヌは水や餌(えさ)を長期間与えない行為でした。

 他に虐待の対象としてウマ、ニワトリ、ウサギ、ハムスターのほか、ウシやカメもありました。

 警察庁は動物愛護団体や関係機関との連携を強化し、虐待している飼い主らの指導・取り締まりを積極的に行っていく方針です。

こちらも読まれています