社会

2025年6月19日 18:54

最低賃金の「全国一律1500円以上」を求め全労連が会見「5年後に1500円は遅い」

2025年6月19日 18:54

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 今年の最低賃金の議論が始まる前に、全国一律1500円以上への速やかな引き上げを求めて労働組合で作る団体が会見しました。

 現在、最低賃金の全国平均は1055円で、前の年より51円増えました。

 最も高いのは東京都1163円で、最も低い秋田県の951円とは212円の差があります。

 全労連(全国労働組合総連合)は19日、厚生労働省で会見を行い、最低賃金の全国一律1500円以上への引き上げを訴えました。

 地方では家賃は安いが自動車が必要など、都市部とは違う出費がかかり、地域ごとの生活費は大きく変わらないとしています。

 また、物価高が続いていて、石破総理大臣が掲げる「2020年代に最低賃金1500円」は遅すぎるとして速やかな引き上げを求めました。

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