6月から猛暑日が続出するなか、“食べる熱中症対策”として注目されているのが「塩バナナ」です。
作り方は簡単。バナナ全体に塩を振り掛けるだけです。塩が加わったことによって、バナナの甘さが際立っています。
考案したのは、日本トレイルランニング協会会長で医師の福田六花さんです。
山を走る過酷なレースで「塩バナナ」を提供したところ、熱中症や足をつる人が減ったといいます。
「(熱中症の)原因はナトリウム・カリウム・マグネシウムの不足。バナナはカリウムとマグネシウムが非常に豊富に含まれています」
バナナ1本のカリウム含有量は360ミリグラム。マグネシウムは32ミリグラムと他の果物に比べて豊富なのに対し、ナトリウムは含まれていません。そのため、塩をかけると大きな効果をもたらすと話します。
「汗をすごくかく職場で働いていらっしゃる方、スポーツする方、夜中とかに足がつる方。そういった方に塩バナナをとっていただきたい」
厚生労働省も、熱中症対策の事例として紹介しています。
(「グッド!モーニング」2025年6月30日放送分より)
広告