【ペルー訪問】優しさと誠実さにあふれた佳子さまの2023年【ほほ笑みのプリンセス#2】

[2023/12/29 00:00]

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秋篠宮ご夫妻の次女、佳子さまが29歳の誕生日を迎えられました。

#1はこちら

#1に続いて、1年の中で、特に注目された「ペルーの手話」や「マチュピチュでの感想」など4年ぶりの海外訪問となったペルーでの様子などをまとめました。

【9月】

▽鳥取県 訪問
鳥取空港に到着され、何度も手を振られる
乾杯
高校生手話パフォーマンス甲子園出場者らと懇談
新型コロナ感染が判明し、療養を終えて帰京
▽「女子大学生」誕生110周年式典出席
東北大学にて記念講演聴講

【10月】

▽鹿児島県 訪問
左:船から手を振る佳子さま 右:流鏑馬の練習を見学
特別支援学校を視察 生徒らのカフェ接客実習を見学 この日はシンプルなヘアスタイル
今年でその名称が最後となる「国民体育大会(国体)」の閉会式に
洋服に合わせた青いカチューシャが印象的
▽武蔵陵墓地 参拝
来月のペルー訪問を報告
▽「ガールズメッセ」に出席
「ジェンダー平等」への強いメッセージ

「社会の中では、大人から子どもへ、無意識なものも含め、偏った思い込みが伝わっていることが多々あると感じます」「そのようなことがないよう、私自身も気をつけようと思うと同時に、ガールスカウトの活動が、次世代を担う子どもたちがジェンダーにとらわれず自分の思い描いた未来に向かっていくことにつながるよう願っております」

小中学生の受賞者と懇談
▽ペルー訪問を前に
11月1日からのペルー公式訪問を前に天皇陛下にあいさつ

【11月】ペルー訪問

羽田空港にて

到着は乗り継ぎ便の機材トラブルで予定よりも1日遅れました。
予定では乗換の待ち時間を含めて26時間の予定でしたが、プラス24時間の合計“50時間”もかかってしまうことに。
佳子さまは初日に予定していた日程を再調整し、予定していた行事をすべてこなされました。

▽日系人主催の日本・ペルー国交樹立150周年式典
スコップを手に松を植樹

現地に到着したのは深夜。
その翌日の午前には、お疲れにもかかわらず、笑顔でそして着物姿で、かがまれて懇談されました。

日系一世で沖縄出身の新垣カマドさん(104歳)と

目をしっかり見て話し続ける姿から、日系人への敬意が感じられるワンシーンでした。

日本ペルー移住資料館 視察
日系人主催の国交樹立150周年式典

「幾多の困難や哀しみを乗り越え、誠実に、勤勉に、お互いに助け合いながら日々を過ごしてこられたことを、そして、ペルー社会から信頼を得ながら、ペルー社会に貢献してこられたことを、改めて心に刻み、これからもしっかりと心にとどめてまいります」

男の子からブレスレットをプレゼントされる
すぐにブレスレットを身に着けられる佳子さま
▽ペルー政府主催の外交関係樹立150周年式典
「ムーチャス・グラシアス」

「(両親と姉の)3人から折に触れてペルーの思い出を聞いておりました。今回、訪問がかない、大変うれしく思います。ありがとうございました。ムーチャス・グラシアス」

▽高齢者のための憩いの施設 訪問
ピンクのワンピース
絶やすことない笑顔で
▽マチュピチュ遺跡 視察
にこやかに答えられる佳子さま

「すごく壮大な景色で、写真では拝見したことがあったのですけれども、この場に立って見てみると、おーという感じがすごくします。何か素敵な空気を感じます」

紙に書いて用意したものを読まれるのではなく、アドリブで記者の質問に答えました。
誠実さがあふれる、日本では見られない貴重なシーン。

佳子さまが着用されたことで、注文が殺到した「ベージュのブルゾン」
あいにくの雨模様、雨合羽姿の佳子さま
“萌え袖”にスニーカー スポーティーな装い
▽サクサイワマン遺跡 視察
赤いスニーカーに赤いバッグ
左:アルパカを見て笑顔の佳子さま 右:最大の組み石を見る佳子さま 首元にはアルパカのネックレスも
▽サント・ドミンゴ教会 訪問
教会はインカ時代の神殿コリカンチャの石組みの上に16世紀に建てられた
▽クスコ大聖堂 視察
絵画「最後の晩餐」の説明を聞く佳子さま
クスコ市主催の歓迎式典
「ほほ笑みのプリンセス」とペルー現地メディアが報じ話題に
▽社会的に弱い立場に置かれた女性の職業訓練を目的に設立された学校を訪問
生徒がお菓子を作る様子を見学
歓迎式典でペルーの伝統舞踊をご覧に
▽ろう学校 視察
「準備していただいたことに愛を込めて心から感謝いたします」

ペルーの手話は日本の手話とは違うため、佳子さま側の要請で訪問前にろう学校の職員が動画を制作して日本に送り、1カ月半の間、佳子さまは練習されました。

子どもたちや教師はとてもスムーズにコミュニケーションを取れていたことに感激し、ぺルーの手話をどうやって短期間で習得したのかと驚いていたといいます。

宮内庁担当 遠藤記者はー
「現場で自然と涙が出た」「佳子さまの努力もさることながら、皇室の愛、皇室への愛は“静けさの中の慈愛”ではと感じる場面だった」と語る。

手には子どもたちが描いた佳子さまの絵など
「算数は好きですか?」割り算の授業に参加
▽日本・ペルー友好国立障害者リハビリテーションセンター訪問
車椅子の子どもがボッチャを通じてスポーツ療法を受ける様子などを視察
▽JICA(国際協力機構)の研修や文部科学省の留学制度で日本に滞在したペルー人と懇談
「長く勉強されたんですね」
▽ボルアルテ大統領を表敬訪問
▽JICAのスタッフや政府機関などに勤め、ペルーで暮らす日本人らと懇談
▽日本・ペルー外交関係樹立150周年記念公演
ケーナと呼ばれるペルーの縦笛の音色に、時に手拍子も交えながら鑑賞し、大きな拍手を送られていました。

ペルーを代表する音楽家のルーチョ・ケケサーナさんが演奏する「コンドルは飛んでいく」などの曲に耳を傾けられました。

▽日本人学校 視察
「カタカナは見つかりましたか?どんなものが見つかりましたか?」
児童に声を掛ける佳子さま
歓迎の行事で花束を受け取り、合唱や和太鼓の演奏を鑑賞
▽ラ・ウニオン学校 視察
左:日本語の授業を視察 右:記念植樹後の佳子さま
▽ラ・ウニオン運動場協会 創立70周年記念式典
老若男女問わず、皆がスマートフォンを持って撮影
▽天野博物館 視察
ペルー訪問の日程はこれですべて終わり、帰国の途に
▽帰国
天皇ご一家にペルーからの帰国を報告 前髪を分けた珍しいヘアスタイル
▽秋篠宮さま 58歳誕生日
▽「東南アジア青年の船」参加者と懇談
▽皇后さま60歳の誕生日
▽みどりの『わ』交流のつどい
行事によって、服の色を合わせるという演出をされることが多い佳子さま 今回は緑の洋服で

「街のなかでも、郊外の里山でも、学校や工場、病院や施設などでも、みどりを通じて人と人とがつながり、今までにないアイディアが生み出されていく様子が目に浮かびます」

誕生日にあたり、宮内庁が公開した振袖姿で赤坂御用地を散策される様子は、下記の「#3」よりご覧ください。

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