【画像100枚】優しさと誠実さにあふれた佳子さまの2023年【ほほ笑みのプリンセス#1】
[2023/12/29 00:00]
秋篠宮ご夫妻の次女、佳子さまが29歳の誕生日を迎えられました。
コロナの制限も緩和された2023年、「是非とも佳子さまにお出でいただきたい」という願い出が多く、佳子さまはより忙しい日々をお過ごしになりました。
国内ではこの1年間で、宮中祭祀などのための皇居訪問も含め、東京都内で行われた行事に58回、地方には10回出向かれました。
そして、特に注目されたのは11月、4年ぶりの海外訪問となったペルー。
「ペルーの手話」や「マチュピチュでの感想」など印象的なシーンがいくつも…
国内でもマチュピチュでお召しになられた「ブルゾン」に注目が集まり、注文が殺到。
またテレ朝newsの佳子さまのニュースにおいても、TikTokなどSNSではペルーからの視聴者が増えるなど、ペルー国内でも佳子さまに対する注目が高かったようです。
いつのときも誠実で、ほほ笑みをかえし、華やかさとあたたかさでその場を包み込むように感じる。そんな佳子さまの1年を振り返ります。
(テレビ朝日報道局 中村恭平)
【1月】
「お子さまとの信頼関係を大切にされながら、心を配り、ともに歩んでこられたと想像しております」
テニスの面白さを誰でも味わえるように、ラケットやルールがアレンジされた、「テニピン」について触れられました。
「(テニピンの)ラケットは段ボールなどで作ることもでき、私もラケットを作成して、テニピンを楽しみました」
車いすテニスを引退した国枝慎吾さんに「試合を見て応援していました。今後はどうされるのですか」などと声掛け
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【貴重?】佳子さまの”1日三変化”【2月】
【3月】
この展示には、これまでに皇后さまら女性皇族が訪れていますが、佳子さまが会場を訪問されるのは初めて。
佳子さまは暮らしに密着した「発明品」に驚きながら直接手に取り、熱心にご覧になっていました。
社会部宮内庁担当の遠藤行泰記者によると、茨城訪問は1日で3パターンの佳子さまを撮影できた珍しいシーンだといいます。
一つ目は水戸市・偕楽園での桜の植樹式。マスクをとられてにこやかにほほ笑まれるシーン。
二つ目は梅林を視察されたシーン。案内役の方との会話もあったためか、マスクをつけられる。
三つ目はろう学校を訪問し、子どもたちと交流されたシーン。
こちらは口元が見えるマスクを使用。
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「『杜の都』と呼ばれるゆえんを実感」宮城県訪問【4月】
皇族が、女子高校野球を観戦するのは初めて。両チームの熱戦に拍手を送られていました。
佳子さまが初めて1人で外国を公式訪問されたのが、2019年のハンガリー
【5月】
祭典の名誉総裁として「重要な役割を担うかけがえのない『みどり』を、将来へ着実に引き継いでいくことが大切です。『みどり』を大切にする取り組みが、さらに広がっていくことを願います」などと述べられました。
コロナの影響でオンラインでイベントに出席していた佳子さまが宮中での行事や陵墓の参拝などをのぞき、会場に出向かれるのはおよそ2年3カ月ぶり。
「みどりの感謝祭」の式典が開催されるのも3年ぶりで、前回は姉の小室眞子さんが出席。
藤や桜といった図屏風に描かれた花々について担当者に尋ねながら、伊達政宗と仙台城(青葉城)の歴史に関する展示をご覧に。
仙台市博物館の樋口智之副館長は「伊達政宗公が、戦国武将ではありながらも花が結構好きだったという話をして差し上げたらば、興味をお持ちになったような印象を受けましたね」と話しました。
「空に梢を広げる木々の美しい新緑を眺めながら、『杜の都』と呼ばれるゆえんを実感しました。」
全国都市緑化仙台フェアのメイン会場(青葉山公園追廻地区)を訪れ、草花を見たあと、ヤエベニシダレザクラを地元の子どもたちと一緒に植樹されました。
【6月】
ベトナム政府が唯一公認する海外の交流イベント。
今年は日本とベトナムが外交関係を結んで50周年の節目と重なり、佳子さまは開会式に出席されました。ベトナム人と日本人によるパフォーマンスや楽器の演奏などをご覧になると、拍手を送られていました。
「読書の楽しみの一つは、読んだ人が、それぞれの感想を持てることだと感じます。これから受賞作を読む方の楽しみをお邪魔しないように気をつけながら、各作品についてお話したいと思います。」
佳子さまは公平に受賞作のすべてをお読みになり、それぞれの作品について感想を述べられました。
『川まつりの夜』については、ご自身の体験についても触れ…
「夜空へと泳ぎだす金魚や、踊るザリガニやカエルが、透き通るような色で描かれています。私も幼いころ、家の近くの池で、ザリガニやカエルを飽きずに見つめていたことを思い出しながら読み進めました。」
このような佳子さまの行動について、宮内庁担当遠藤記者は次のように語る。
「佳子さまの側近は、行事に臨まれる佳子さまは心を込めて準備をされる、と度々話すがそれを象徴しているように思う」
「児童文学への愛情は、上皇后美智子さま、母親の紀子さまから、佳子さまに受け継がれているように感じる」
【7月】
ダンスパフォーマンスが披露されると、佳子さまは手拍子をしたり、タオルを振ったりしながら参加者と一緒になって楽しまれていました。
また、大会後はダンスチームのメンバーたちと懇談し、「ダンスは楽しかったですか?緊張しなかったですか?」「来ることができてとてもうれしかったです」などと声を掛けられていました。
来日した日系パラグアイ人の高校生らと面会。
生徒たちは日系人らが通う日本パラグアイ学院の生徒で、秋篠宮さまが2006年に首都アスンシオンを訪れた際に学校を訪問。
【8月】
野球は、そして甲子園は男子だけのものではありません。
神戸弘陵高校と岐阜第一高校による決勝戦が兵庫県西宮市の甲子園球場で行われました。
観戦は全日本女子野球連盟の願い出によって実現。
「昨年の手話スピーチコンテストの際、私は手話と声を同時に使ってあいさつをしていましたが、この後は手話のみでのあいさつとし、手話通訳の方に読み取り通訳をお願いします」
佳子さまはこれまで様々な場面で声を出しながら手話で「おことば」を述べられてきました。
側近によりますと、変更の理由の一つとして手話は声と同時に使うものという印象を与えかねないと考えられたということです。
佳子さまは「手話や、聞こえないこと、聞こえにくいことに対する理解が深まり、誰もが安心して暮らせる社会になることを強く願っております」と手話で述べられました。
【9月】
2019年の工芸展で、姉の眞子さんが持っていたバッグとそっくりな白いバッグを佳子さまも毎年、この工芸展を訪れる際に持たれています。公務とともにバッグも受け継がれたのでしょうか。
佳子さまはそのバッグをサーモンピンクのワンピースに合わせ、コーディネートされていました。
ご一家は、佳子さまが総裁賞に選んだ漆塗りの箱の前へ。
愛子さまの隣に移動された佳子さまに陛下が気が付くと、笑いが起きます。
陛下が佳子さまに「何かありますか?佳子ちゃん」と説明を促される場面もあったということです。佳子さまを「ちゃん」付け。SNSでは「可愛い」「ほほ笑ましい」と話題に。