愛子さま“宮中ランチ”デビュー 通訳ほぼゼロで歓談 スワヒリ語で挨拶も

スーパーJチャンネル

[2024/02/09 21:02]

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身を乗り出して、隣の女性と英語で歓談された愛子さま。

ケニア大統領夫妻を招いた宮中での昼食会に、初めて出席されました。スワヒリ語で挨拶されたシーンもあったようです。

■ケニア大統領夫妻と国際親善の昼食会

9日、両陛下は皇居で、ケニアのルト大統領夫妻を出迎えられました。

ケニア共和国 ウィリアム・サモエイ・ルト大統領
「陛下、サンキューベリーマッチ」「ありがとうございます」

大統領が日本語で、「ありがとうございます」と話しかける場面も。

ケニアの公用語はスワヒリ語と英語ですが、両陛下は通訳なしで会話をされています。

そして始まった昼食会。

愛子さまの姿もありました。
国際親善の昼食会に参加されるのは、初めてのことです。

今回、紀子さまが胃腸の不調で出席を控えることになり、愛子さまが代わりに出席されたということです。

愛子さまが隣の部屋で大統領にスワヒリ語で挨拶されると、大統領は「上手いですね」と褒めたということです。

隣に座った、ケニアのミアノ投資貿易産業大臣とは英語で会話。

大臣に「外国を訪問されたことがありますか?」と聞かれ、愛子さまが「イギリスとオランダ」と答えると…

大統領が「3カ国目はケニアですよね?」「是非ケニアに来て下さい」と誘われたそうです。

■雅子さま外務省時代 愛子さまも“通訳ナシ”

語学力といえば、雅子さまです。

アメリカの副大統領が来日した時の昼食会。
外務省時代の雅子さまが通訳として海部元総理に付き添う姿もありました。

今回の昼食会は、音声は公開されませんでしたが、愛子さまはほとんど通訳を介さずにケニア側と英語で会話されたということです。

そしてこちらは大統領夫妻への気遣いでしょうか。
テーブルに飾られた赤いバラ。バラの生産で有名なケニアから輸入したものです。

過去の昼食会でも、両陛下のおもてなしのアイデアが散りばめられています。

■両陛下が発案 “日本酒で乾杯”も

そのおもてなしを担うのが、宮内庁の大膳課(だいぜんか)。
25年ほど前の1998年に公開されたワインセラーです。

さまざまなワインが所狭しと並んでいます。晩さん会などの饗応で出されるものだといいます。

ただ、2023年行われたベトナムの国家主席との昼食会では、両陛下の発案で、初めて日本酒で乾杯されました。テーブルには江戸切子のグラス。

■大統領「本当に感激」愛子さまの英語力

9日、ケニアの大統領夫妻を招いて行われた昼食会。どんなおもてなしをされたのでしょうか?

今回は、日本酒、白ワイン、リンゴジュースが用意されましたが、大統領夫妻がお酒を飲めないということで、全員リンゴジュースで乾杯したということです。

料理は、和食の前菜や、若鶏の蒸し焼きなどの料理を召し上がったということです。

ケニア大統領夫妻との面会が名残惜しかったのか、天皇陛下は玄関に出てからも5分以上立ち話をされていました。

聞こえてきたのは、大統領のこんな言葉です。

ケニア共和国 ウィリアム・サモエイ・ルト大統領
「英語が上手ですからね。本当に感激しました」

愛子さまの英語力についてでしょうか、大統領が褒めていました。

最後、両陛下は車がみえなくなるまで、手を振られていました。

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