防災士に聞く…スマホでできる“3つの地震対策” 今やっておくべき備え

スーパーJチャンネル

[2024/03/04 20:46]

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 千葉県東方沖を中心とする地域で、地震活動が活発化しています。

 地震へのより一層の備えが必要になっています。水や食料などの備蓄はもちろん大切ですが、今回は「スマートフォン」に絞って見ていきます。

 防災士の宇都貴博さんは「今や、スマホは大事な防災グッズ」だと指摘します。そこで、スマホでできる“今やっておくべき備え”を聞きました。

■その1…自治体のSNS登録

自治体のSNS登録

 1つ目は「自治体のSNSを登録しておくこと」です。

 登録しておけば、気象や防災に関する情報がすぐに届くため、「避難所に関する情報」や「物資がいつ配られるか」などの情報を得ることができます。

 森川夕貴アナウンサーも登録していて、「地震の情報だけではなく雪、台風の情報、予防接種、地域のお祭りの情報なども入ってくるので便利」だそうです。

■その2…「SNSなどで家族グループを作成」

“家族グループ”の作成

 2つ目は、「SNSなどで家族や大事な人とグループを作成しておくこと」です。

 地震が起きると電波状況が悪くなります。そのため、少しでもメッセージなどが送れるタイミングで「無事」だとメッセージを送れば、1通で多くの人に状況を伝えることができ、安否確認のツールとして利用できるそうです。

■その3…「重要書類を撮影しておく」

重要書類を撮影

 そして3つ目は、電波がなくても役立つ使い方です。それは「重要書類などの写真を撮っておくこと」です。

 身分証明書やマイナンバーカード、お薬手帳、母子手帳などの写真をスマホで撮影しておけば、いつでも確認できますし、見せることもできます。

 さらに、地震が起きてすぐに逃げないといけない時、重要な書類を探す時間はないと思われます。そのため、あらかじめ写真を撮っておくことで、便利になるといいます。

充電、予備のバッテリーの準備も大切

 そして、スマホは電池(バッテリー)が心配だと思いますが、宇都さんは「寝る前に電池がなくなったら必ず充電をしておくこと」や「予備バッテリーや手動の充電器などを常備しておくこと」が大切だと話していました。

(スーパーJチャンネル「newsのハテナ」2024年3月4日放送)

  • 防災士の宇都貴博さん
  • 自治体のSNS登録
  • “家族グループ”の作成
  • 重要書類を撮影
  • 充電、予備のバッテリーの準備も大切

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