コーヒーの「ブラック」は“砂糖・ミルクなし”ではない!?
スーパーJチャンネル
[2024/04/03 19:36]
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■ブラックコーヒー “勘違いかも”
一息つきたいときの相棒、コーヒー。その飲み方のひとつに「ブラック」がありますが、ブラックコーヒーってどんな飲み方か、街で聞いてみると…
50代
「一般には砂糖、ミルクいらないって時がブラックコーヒー」
「一般には砂糖、ミルクいらないって時がブラックコーヒー」
20代
「ミルクと砂糖が入っていない。ノーマルな、何も入っていない」
「ミルクと砂糖が入っていない。ノーマルな、何も入っていない」
砂糖もミルクも入れないのがブラックコーヒーだと思っている人が多いですが、それは勘違いかもしれません…
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■ブラックコーヒー “砂糖・ミルクなし”ではない!?■ブラックコーヒー “砂糖・ミルクなし”ではない!?
本来のブラックコーヒーとは何なのか。
今回話を聞いたのは、コーヒーに携わって27年、大手コーヒーメーカーUCCコーヒーアカデミーの早川専任講師。
UCCコーヒーアカデミー 東京校 早川 契史 専任講師
「砂糖もミルクも何も入れないコーヒーがブラックコーヒーというわけではなかった」
「砂糖もミルクも何も入れないコーヒーがブラックコーヒーというわけではなかった」
ブラックコーヒーという飲み方がありますが、本来、砂糖もミルクも入れないのが「ブラック」ではないそうです。
ブラックとは、一体どんな飲み方なのでしょうか?
早川専任講師に聞いてみると…
UCCコーヒーアカデミー 東京校 早川 契史 専任講師
「ミルクが入っているか、いないかがホワイトコーヒーとブラックコーヒーの違い」
「ミルクが入っているか、いないかがホワイトコーヒーとブラックコーヒーの違い」
ホワイトコーヒー?あまり聞きなじみのない言葉ですが…
UCCコーヒーアカデミー 東京校 早川 契史 専任講師
「『ホワイト』と呼ばれるコーヒーはミルク入りのコーヒーを指している」
「『ホワイト』と呼ばれるコーヒーはミルク入りのコーヒーを指している」
早川さんによると、例えばカフェオレなど、ミルクを入れたコーヒーがホワイトコーヒーだそう。それでは、ブラックコーヒーはどんなコーヒー?
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■“砂糖入り”でもブラックだった■“砂糖入り”でもブラックだった
UCCコーヒーアカデミー 東京校 早川 契史 専任講師
「ミルクが入っていないコーヒーがブラックコーヒーと呼ばれています。砂糖が入っていてもブラックコーヒーと呼ばれることがある」
「ミルクが入っていないコーヒーがブラックコーヒーと呼ばれています。砂糖が入っていてもブラックコーヒーと呼ばれることがある」
なんとブラックコーヒーの基準は「ミルクが入っているか、入っていないか」。白いミルクを入れて、色が薄くなったコーヒーが「ホワイトコーヒー」。
そして、ミルクをいれずに抽出したそのままの色のコーヒーが「ブラックコーヒー」だったのです。なので、砂糖が入っているかは関係なかったんです。
50代
「それでブラックコーヒーで通じると。知りませんでした。コーヒー飲むときに思い出します」
「それでブラックコーヒーで通じると。知りませんでした。コーヒー飲むときに思い出します」
30代
「砂糖が入っているのにブラックコーヒーと言われても。モヤッとします」
「砂糖が入っているのにブラックコーヒーと言われても。モヤッとします」
でも、砂糖もミルクもいれないコーヒーをブラックと呼ぶ人が多いのはなぜでしょうか?
UCCコーヒーアカデミー 東京校 早川 契史 専任講師
「近年は、コーヒーの原料の良さだけを楽しむというところから、砂糖も入れずに飲むことが多くなっている。砂糖もミルクも入れない習慣が根付いてきたので、砂糖もミルクも入れないブラックコーヒーが普及してきたのかな」
「近年は、コーヒーの原料の良さだけを楽しむというところから、砂糖も入れずに飲むことが多くなっている。砂糖もミルクも入れない習慣が根付いてきたので、砂糖もミルクも入れないブラックコーヒーが普及してきたのかな」