「紫外線対策」肌だけじゃダメ!? “目に紫外線”で心と体に疲労…日焼けまで?

スーパーJチャンネル

[2024/05/21 18:45]

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 これから夏に向けてどんどん紫外線が強くなります。私たちはどんな事に気を付ければいいのでしょうか。

「精神的な疲れを引き起こす」医師が警鐘

 紫外線対策といっても、本当にいろいろなものがあります。

 医学博士で眼科医の有田玲子医師は「目が紫外線を浴びると、精神的な疲れも引き起こす」と警鐘を鳴らしています。

体や精神の疲労も

 私たちの目の奥には、色や光を感じて脳に届ける網膜があります。有田先生は「網膜は脳の一部」といいます。

 網膜に紫外線が入ると、すぐに脳がストレスを受けて、それによって肉体的・精神的な疲労を感じてしまうことがあるそうです。

「肌の日焼けも促進」 

 それだけではありません。脳が「紫外線を浴びている」と感じると、脳は体に“ある指令”を出します。それがメラニンです。体を紫外線から守ろうとして「メラニンを作れ」という指令を出します。
 
 動物実験で明らかになっているのですが、有田先生によると「目から入った紫外線で、肌の日焼けも促進されてしまう」ということです。

「効果的なサングラス」黒より薄色?

UVカット効果のあるサングラス

 大事なのは「出来るだけ目から入る紫外線を少なくすること」なので、UVカット機能があるサングラスが効果的だということです。

紫外線が目の奥へ

 ポイントは、このサングラスのように薄い色のほうが良いということです。

 なぜかと言いますと、サングラスの色が濃すぎると、目の瞳孔が開いてしまって、紫外線が目の奥に入ってきてしまいます。

「少しまぶしいくらいの濃さが良い」

 そのため、目の紫外線対策としては「少しまぶしいかな」と感じるくらいが良いということでした。

(スーパーJチャンネル「newsのハテナ」2024年5月21日放送)

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