社会

2025年1月31日 12:37

「週末は関東甲信で雪」「数年に一度レベル 今季最強寒波が襲来」

2025年1月31日 12:37

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2月スタート 天気トピックスは?

きょうで1月も最終日、あすから2月がスタートします。今年は、2月2日(日)が節分で、2月3日(月)が二十四節気「立春」です。ようやく、暦の上では一年で最も寒い頃とされる「大寒」の時期が終わりますが、この「節分」と「立春」のタイミングは、全国的に大雪に警戒が必要です。

1(土)西から天気下り坂 九州は激しい雷雨も

低気圧が発達しながら、西から近づいてきます。九州は朝から雨で、とくに九州南部は激しい雷雨になる可能性があります。午後は近畿まで雨雲が広がる見込みで、西日本は広く、冷たい雨や雪になりそうです。

2(日)南岸低気圧 関東甲信の平野部で雪か

南岸低気圧の影響で、関東甲信や東海の山沿いを中心に雪が降る予報です。都心も雪の可能性があります。気温が低い朝に雨雲がかかれば、雪で降る所が多くなりそうです。日中は気温が上がり、関東南部の市街地は雪ではなく雨に変わる見込みです。ただ、南岸低気圧の予想は変わりやすいため、今の予想より雪が降ったり、ほとんど降らない可能性もあります。2月初旬は中学受験のピークを迎えます。常に最新の気象情報と交通情報をご確認ください。また、この冷たい雨や雪で、関東は極寒の1日になります。最高気温も5℃前後、今シーズン一番寒い日になりそうです。

3(月)関東甲信 朝は路面凍結に注意

現時点の予想では、東京都心で雪が積もる可能性は低いですが、八王子など多摩方面、そのほか標高の高い地域では積雪、路面凍結などの可能性が高いです。関東甲信は去年も、雪の次の日にスリップ事故が多発しました。週明けの通勤通学は、交通機関が乱れる可能性もあります。交通情報にも注意をしてください。

4(火)〜6(木)今季最強の立春寒波が襲来

南岸低気圧が東に去った後は、今シーズン一番の強い寒波が列島に流れ込みます。とくに、西日本には数年に一度レベルの強い寒波が襲来する予想です。北日本から西日本の日本海側は、記録的な大雪になる恐れがあります。市街地でも積雪が予想されています。太平洋側も、今季一番の寒さになりそうです。6(木)の最低気温は、東京−2℃、名古屋−2℃、大阪−1℃など、主要都市でも冬日が予想されています。

  • 週末 南岸低気圧で関東も雪か