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あす19日(水)にかけて西日本と東日本を寒冷渦が通過していきます。寒冷渦というのは上空に寒気を伴った低気圧のことです。
特徴は上空に寒気を伴っているため雲が発達しやすく降水量が多くなりやすく、風が強まったり、雷や竜巻などの突風など激しい現象が起きやすいことです。
【予想最大瞬間風速】
18日(火)
九州北部 中国地方 30m
19日(水)
九州北部 中国地方 30m
関東 東北 35m
これに伴い、西日本や東日本はあす19日(水)にかけて天気が荒れてきそうです。降水量が多いために雪として降るとドカッといきなり大雪になることが考えられます。西日本の山沿いは大雪になり、西日本の市街地でも一部で雪が積もる可能性があります。風が強いため吹雪くところも出てきそうです。積もっていなくても吹雪くことで見通しが悪くなることも想定され、車での移動は避けるなど対策が必要になりそうです。
また関東甲信も同じように山沿いを中心に大雪が予想されます。関東の市街地では西日本よりも寒気が弱く、東京都心などは雨が予想されますが、雷や突風には注意が必要です。一方で宇都宮や前橋など関東北部の市街地では寒気の影響を受けやすく、こちらはうっすらと積もる可能性があります。
もう3月も後半に入り、そろそろ桜の季節です。こんな時期に雪と油断せずにリスクは避けるようにして下さい。高速道路も予防的通行止めを実施する場所も出てきそうです。交通情報にもご注意ください。