■きょうは西〜東日本で晴れて気温上昇!北日本は不安定
きょう21日(金)は、沖縄〜東北南部にかけて高気圧に覆われるため広く晴れるでしょう。朝はヒンヤリしましたが、日中は日差したっぷりで気温が上がり、春本番の陽気になりそうです。3月下旬に入って、スギ花粉に加えてヒノキ花粉も飛び始めましたので、花粉症の方は万全の対策でお過ごしください。
一方、北日本は気圧の谷が通過するため、大気の状態が不安定で、日本海側を中心に雷を伴った雨や雪が降るでしょう。雪解けが進みますので、屋根からの落雪や路面状況の悪化に注意が必要です。
■朝と昼の気温差大!服装や体調管理に要注意
また、今朝はまだ全国的に10℃以下の所が多くヒンヤリしましたが、昼間は関東から西の各地で20℃前後まで気温が上がり、春本番の暖かさになりそうです。場所によっては、朝と昼の気温差が15℃以上になりますので、調節しやすい服装でお出かけください。この時期、年度末の仕事や学校の卒入学式の準備などで疲れが出やすい時期ですので、激しい寒暖差で体調を崩さないように気を付けましょう。
■東京の桜はつぼみがピンクに!いよいよ桜シーズンへ
今週は全国的に厳しい寒の戻りがあり、東京で雪が降ったり、急に暖かくなったりと、忙しい天気変化でしたが、きょうからしばらくは西日本と東日本を中心に晴れて暖かい日が続きそうです。最高気温は4月から5月並みの日が多く、東京都心でも25日(火)は24℃と5月中旬並みで少し汗ばむ陽気になるでしょう。
この暖かさで桜の蕾は一気に咲き進むとみられ、あと2〜3日で気象庁から東京のソメイヨシノの開花発表があるかもしれません。
■ズバリ!お花見は26日(水)と30日(日)がオススメです
東京の桜の開花平年日は3月24日で、満開平年日は3月31日です。
きょう21日(金)にテレビ朝日の取材部が東京のソメイヨシノの標本木(靖国神社)を取材したところ、一部の蕾の先端がピンクになっていたということで、いよいよ桜開花の発表までカウントダウンとなってきました。
桜は開花してからおよそ1週間で満開となるといわれていますが、来週は気温が平年より大幅に高い日が続くため、開花してから一気に見ごろを迎える可能性もあります。
ズバリ!個人的には、今年のお花見は、3分〜5分咲きくらいになっていると思われる3月26日(水)と満開になっているとみられる30日(日)がオススメです。27日(木)は前線が近づくため西日本から天気下り坂で、29日(土)にかけて西〜東日本の広い範囲で雨が降りそうだからです。
いよいよ訪れる桜シーズン!天気や気温の最新予報を確認して、お花見や夜桜見物をお楽しみください。