■北海道では雪のピークすぎても路面状況注意
北海道のオホーツク海側を中心にきのう29日火曜からきょう30日水曜朝にかけては季節外れの大雪となりました。すでに雪雲は陸地からは抜けているものの、まだ内陸部を中心に雪が積もっている状況です。
GW期間中で、普段とは違う道を車で運転するという方も多いと思います。特に峠道は、路面状況の悪化にお気を付けください。
4月下旬に積雪となるのは
網走2cm 4年ぶり
北見3cm 4年ぶり
阿寒湖畔18cm 10cm以上9年ぶり
■天気回復も強風続く 宮城で4月1位の最大風速も
北陸や北日本の雨や雪も次第に縮小し、午後は晴れエリアが拡大する見込みです。ただ、北日本では強い風が続きます。特に東北の太平洋側では西よりの風が山を吹き降りるときに強まるため、暴風となるところもありそうです。すでに宮城県の女川では18.1mと4月としては観測史上1位の最大風速を記録しました。強風に加えて、太平洋側を中心に空気も乾燥しているため、BBQなど屋外でのレジャーは火の取り扱いに注意が必要です。
■GW後半 予報が変わりやすい日は?
さて、あすから5月スタート、GW後半にかけての天気傾向をまとめました。
広く天気が崩れるのは5月2日金曜、西日本〜北日本にかけてまとまった雨が予想されています。その後、西〜東日本はおでかけ日和となるものの、北陸や北日本の日本海側では3、4日の土日にかけても、くもりや雨のぐずついた天気となる見込みです。この先、全国的に予報が悪めに変わる可能性があるのが6日火曜です。30日時点で、気象庁の6日火曜の予報で傘マークがついているのは沖縄と西日本のみですが、東日本の太平洋側にかけて雨の範囲が広がることも考えられます。
ということで…GW後半、おすすめのおでかけデーは5日月曜!この日は広範囲で安定した晴天が期待できそうです。
■夏日続出 車内熱中症には注意
ただ、暑さには注意が必要です。GW期間中、西日本、東日本だけではなく、東北でも25℃以上の夏日となる日がある見込みです。夏日地点数はGW前半よりも後半のほうが多くなると予想されています。屋外だけではなく車内でも熱中症の危険が高まります。小さい子やペットを短時間でも車内に置き去りにしないようにしましょう。
天気や気温を事前に把握し、味方につけて、すてきなGWをお過ごしください!


