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■初夏の陽気で夏日続出 東京より秋田が暑い
きょう(木)は九州や四国で夜から雨が降るものの、日中は穏やかに晴れるところが多く、25℃以上の夏日の所も多くなりそうです。
太平洋側より日本海側でより気温が上がる予想で、東京よりも北に位置する新潟県や秋田県の方が気温が高くなる予想です。
これはフェーン現象が影響しています。フェーン現象とは風が山を越えて吹きおりる時に、風上側よりも風下側の気温が上昇する現象です。日本列島は人間の背骨のように真ん中に山々が連なっており、その山を挟んで、日本海側でフェーン現象が起こるパターンと太平洋側で起こるパターンがあります。
きょうの気圧配置は日本の東の高気圧から大陸付近にある低気圧に向かって南風や、南東の風が吹きやすい状況です。これで日本海側は軒並みフェーン現象で気温が上昇して夏日になるという状況です。
特にきのう(水)ヒンヤリとしていた北日本は、大幅に気温が高くなり、急に汗ばむ気温になるため体調管理にご注意ください。
■あす(金)は一転 傘の出番に
あすは全国的に雨が降るため、気温が大幅に低くなります。東日本や北日本では最高気温が20℃に届かない所が多く、体感が一気に変わります。服装選びにご注意ください。
西日本は朝まで雨が降りますが、昼間は天気が回復します。最高気温は23℃前後で空気もカラッと。西日本は日差しが暖かく過ごしやすくなりそうです。
GW後半、西日本や東日本では晴れる時間が長くなりそうです。ただ連休最終日の6日(火)は広く雨となりそうです。一方で北海道は4日(日)にかけてぐずつきますが、そのあと最終日にかけては回復傾向です。