■2日(金)は広く雨 関東で警報級大雨の恐れも
5月最初の金曜日のきょう2日は、低気圧や暖かく湿った空気の影響で広い範囲で雨が降っています。特に太平洋側では雨や風が強まっていて、三重県熊野新鹿では、一時間に50mmを超える今年一番の非常に激しい雨が降りました。
和歌山県新宮でも5月として観測史上1位となる非常に激しい雨を観測し、午前11時現在、和歌山県南部に大雨警報が発表されています。
このあと午後は活発な雨雲が東日本や北日本へ移動する予想で、夕方から夜にかけては東京都心を含む関東各地で警報級大雨となる恐れがあります。帰宅時間は沿岸部を中心に風も強まり、横殴りの雨になる所もあるでしょう。
今夜は北日本でも雨や風が強まる予想で、急な強い雨や落雷・突風などにも注意が必要です。
熊野新鹿(三重) 55.5mm 今年最大
新宮(和歌山) 51.0mm 5月の観測史上1位、今年最大
東海 120mm
北海道・関東甲信 100mm
■GW後半4連休 行楽日和が多くなるも最終日は広く雨
あす3日(土)は、西日本〜東日本の広い範囲で天気が回復し、カラッと晴れる見込みです。GW後半4連休は絶好の行楽日和でスタートする所が多いでしょう。ただ、今年のGWは天気や気温がコロコロと変わりやすいのが特徴です。
4日(日)は関東は晴れて暑くなりますが、北日本や北陸などで大気の状態が不安定になり雷雨になる所があるでしょう。
その後5日(月)こどもの日は、高気圧優勢で全国的に晴れて行楽日和が期待できそうです。
4連休最終日の6日(火)振り替え休日は、早くも西から下り坂で、曇りや雨の所が多くなるでしょう。
お出かけの際は日傘でも雨傘でも使える折りたたみ傘があると安心です。
GW後半も車でお出かけの方が多いかもしれませんが、雨や風が強い時の車の運転は車間距離を十分にとり、時間や気持ちに余裕をもって、いつも以上に安全運転を心がけてください。
■連休明けは北日本で雨 来週は関東で再び夏日も
GWが終わる7日(水)は北日本で雨や風が強まる恐れがあり、桜シーズンを迎えている北海道でも、函館や札幌、室蘭のソメイヨシノはGW中に見納めになるかもしれません。
東日本や西日本は連休明けには再び晴れて夏日になる所もあるでしょう。
GWの疲れや忙しい天気や気温の変化で体調を崩さないようにご注意ください。