沖縄で非常に激しい雨 間もなく梅雨入りか
前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み6日（火）の朝は沖縄県で大雨となりました。久米島などでは1時間に50mmを超える非常に激しい雨が降り、今年一番の雨の強さとなりました。
沖縄の梅雨入りの平年は5月10日ごろと雨の季節が近づいています。今週金曜日以降は前線が停滞する傾向があり、このタイミングで梅雨入りの可能性があります。
本州も冷たい雨に
GW最終日は西日本から東日本も広く雨となっています。夕方にかけて関東から東海の太平洋側や伊豆諸島は雷雨となる所もありそうです。沿岸部は風も強まり横殴りの雨となる恐れもあります。
さらに、雨で日差しが出ないため日中も気温が上がりません。東京、名古屋、大阪などは20℃に届かずGW一番の気温の低さとなります。東京は最高気温が14℃で3月中旬並みの予想です。冷たい雨が降る連休最終日は家でゆっくり英気を養う過ごし方がおすすめです。
雨のち黄砂飛来へ
あす7日（水）は広く天気が回復します。しかし、きょうの雨雲を追いかけるように黄砂が日本に近づいてきます。あさって8日（木）にかけて沖縄と西日本を中心に飛来する見込みです。呼吸器系の疾患のある方やアレルギー症状のある方は対策をした方がよさそうです。また、見通しの悪化による交通への影響、洗濯物などへの付着にも注意してください。
週末は再び大雨
雨が降ったり暑くなったりという天気変化が大きい状況はこの先も続きます。次に広い範囲で天気が崩れるのは金曜日から土曜日にかけてです。前線の活動が活発になり西日本や東日本の太平洋側で大雨となる恐れがあります。
季節は着実に進み、大雨の季節が近づいています。次の雨がどんな降り方でどれほどの危険度があるかは、雨の日が近づくほど明確になっていきます。日々、天気予報や防災情報を確認するなど大雨への意識を高めていきましょう。
