■24日ぶりに夏日300地点超へ
きょう13日(火)は北海道から九州の広範囲でよく晴れていて、日差しと紫外線がたっぷり降り注いでいます。今週一番の青空になるところも多く、この天気を布団干しなどに有効利用してください。
そして、この日差しと強い暖気の影響で気温がぐんぐん上がります。北日本でも25℃以上となるところがあり、山形や北海道の帯広は今年初の夏日(25℃以上)となる予想です。
夏日地点は全国で300を超える見込みで、先月19日以来、24日ぶりの多さとなります。
空気は比較的乾いていてカラッとした暑さになりますが、まだまだ体が暑さに慣れていない時期です。日陰や日傘を活用する、こまめな水分補給を心がけるなど、対策を行ってください。
■あす以降さらに夏日地点増加 暑さの質が変わる!?
今週は次第に暖気が強まります。あす14日(水)はさらに暑さが増し、夏日は400地点以上とエリアが拡大する見通しです。今年の夏日最多地点数は先月19日の445地点ですが、これを超えてくるかもしれません。
また、週後半は南からだんだん湿った空気が流れ込みやすくなります。これまでのカラッとした暑さから、ムシッとした不快な暑さに変わってきそうです。
ムシッとした暑さになると体から熱が逃げにくくなり、熱中症のリスクが高まるため、激しい運動や屋外のイベントなどはより注意が必要です。
■週末は雨が強まる恐れも
空気が湿ってくると大雨のリスクも高まります。16日(金)以降は日本付近に前線が停滞するため、西日本や東日本を中心に雨が降りやすくなり、「梅雨の走り」となりますが、南からの湿った空気が前線を刺激するため、特に太平洋側で雨が強まったり、大雨となる恐れがあります。
まだ少し先の予報になりますので、活発な雨雲が陸地にかかるのか、海上で終わるのかはっきりしませんが、今後の情報にお気をつけください。