スポーツ

2022年7月25日 15:50

佐々木朗希 “3年目の飛躍”遂げた理由…10年前に夢見たオールスターの舞台へ

2022年7月25日 15:50

広告

26日から「マイナビオールスターゲーム2022」が始まります。注目は何と言っても、初出場となる千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手です。

今回、ヒロド歩美アナウンサーが、古田敦也さんから預かった質問を佐々木投手にぶつけてきました。

■プロ3年目…飛躍の理由は「自分のボールを」

ヒロド歩美アナウンサー:「ファン投票1位ですよ」

佐々木朗希投手:「本当に、自分でも驚いています。すごくうれしいので、期待に応えられるように、まずは自分のピッチングを頑張りたいなと思っています」

今シーズン、自己最速を164キロに更新。さらに、落差のあるフォークなどで奪った三振は、リーグ2位の124個。防御率は1.48。ここまで6勝を挙げている、ロッテの佐々木投手。

プロ3年目で飛躍を遂げた理由は、どこにあるのか。古田さんから、託された質問をぶつけてみました。

ヒロドアナ:「打者の弱点を攻めるタイプ?自分のピッチングを貫くタイプ?」

佐々木投手:「去年までは、僕のなかでボールに自信もなかったので、弱点を攻めるじゃないですけど、勉強しながらやっていたんです。今年は最初、その形でいって、ちょっともったいない形で失点する場面とかもあったので。そこは、松川虎生捕手とも話して、まずは自分のボールを投げようっていうことで」

■“完全試合バッテリー”で初選出 松川捕手の存在

そんな佐々木投手をリードするのが、松川虎生捕手。2歳下の高卒ルーキーのキャッチャーです。

ヒロドアナ:「松川選手は、どんな存在ですか?」

佐々木投手:「年下が入ってきてくれたので、すごく余裕も持てます。後輩なんですけど、すごく対等にしゃべれて、良い存在だと思います」

ヒロドアナ:「対等に話せるって、大事ですよね」

佐々木投手:「最初に会った時、関西だと『何とかっしょ』って敬語じゃないですか?」

ヒロドアナ:「そうかも」

佐々木投手:「それ僕、ちょっとビックリして」

ヒロドアナ:「タメ口?みたいになりますよね!?」

佐々木投手:「おいっ!と思って」

ヒロドアナ:「同じ関西人として、謝っておきます。でも、敬っていますからね」

佐々木投手:「気にしてないですけど」

今回のオールスター、完全試合バッテリーが初選出されたので、非常に楽しみです。

■当時10歳…佐々木少年が夢見たオールスターへ

ここで、佐々木投手にある秘蔵映像を見てもらいました。

ヒロドアナ:「2番目に出てきたのが、佐々木少年ですよね?可愛い。カメラに向かって、すごく新鮮な。変わらないね、笑顔が」

佐々木投手:「この時から、カメラ嫌いだったんですけど。使われないと思っていたんです、これ」

ヒロドアナ:「ガッツリ残っています。映像って怖いですね」

佐々木投手:「恥ずかしいですね」

2012年のオールスター。東日本大震災の復興支援試合として、岩手県で開催。被災者3000名が招待されました。その中に、当時10歳の佐々木少年がいたのです。

佐々木投手:「岩手県出身だったので、プロ野球を見られる機会もなかったなかで楽しかったですし、楽しみにしていて。すごく良い思い出があります」

ヒロドアナ:「オールスターって、どういうふうに見えていました?」

佐々木投手:「活躍している選手が集まるなかで、見ているほうもワクワクするような舞台でした」

■ここを見て!「針の穴を通すコントロール(笑)」

10歳の佐々木少年がワクワクした夢のオールスター。10年たった今、ファン投票1位で選ばれ、その舞台に立ちます。

佐々木投手:「野球の楽しさや魅力を伝えられるように、自分のピッチングをできたらなと思います」

ヒロドアナ:「自分のここを見て下さいって、少年に言いたいとしたら何でしょう」

佐々木投手:「針の穴を通すようなコントロール」

ヒロドアナ:「素晴らしい。頂きました」

佐々木投手:「冗談ですよ(笑)」

(「サンデーLIVE!!」2022年7月24日放送分より)

広告