26日から「マイナビオールスターゲーム2022」が始まります。注目は何と言っても、初出場となる千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手です。
今回、ヒロド歩美アナウンサーが、古田敦也さんから預かった質問を佐々木投手にぶつけてきました。
■プロ3年目…飛躍の理由は「自分のボールを」
ヒロド歩美アナウンサー:「ファン投票1位ですよ」
佐々木朗希投手:「本当に、自分でも驚いています。すごくうれしいので、期待に応えられるように、まずは自分のピッチングを頑張りたいなと思っています」
今シーズン、自己最速を164キロに更新。さらに、落差のあるフォークなどで奪った三振は、リーグ2位の124個。防御率は1.48。ここまで6勝を挙げている、ロッテの佐々木投手。
プロ3年目で飛躍を遂げた理由は、どこにあるのか。古田さんから、託された質問をぶつけてみました。
ヒロドアナ:「打者の弱点を攻めるタイプ?自分のピッチングを貫くタイプ?」
佐々木投手:「去年までは、僕のなかでボールに自信もなかったので、弱点を攻めるじゃないですけど、勉強しながらやっていたんです。今年は最初、その形でいって、ちょっともったいない形で失点する場面とかもあったので。そこは、松川虎生捕手とも話して、まずは自分のボールを投げようっていうことで」
■“完全試合バッテリー”で初選出 松川捕手の存在
そんな佐々木投手をリードするのが、松川虎生捕手。2歳下の高卒ルーキーのキャッチャーです。
ヒロドアナ:「松川選手は、どんな存在ですか?」
佐々木投手:「年下が入ってきてくれたので、すごく余裕も持てます。後輩なんですけど、すごく対等にしゃべれて、良い存在だと思います」
ヒロドアナ:「対等に話せるって、大事ですよね」
佐々木投手:「最初に会った時、関西だと『何とかっしょ』って敬語じゃないですか?」
ヒロドアナ:「そうかも」
佐々木投手:「それ僕、ちょっとビックリして」
ヒロドアナ:「タメ口?みたいになりますよね!?」
佐々木投手:「おいっ!と思って」
ヒロドアナ:「同じ関西人として、謝っておきます。でも、敬っていますからね」
佐々木投手:「気にしてないですけど」
今回のオールスター、完全試合バッテリーが初選出されたので、非常に楽しみです。
■当時10歳…佐々木少年が夢見たオールスターへ
ここで、佐々木投手にある秘蔵映像を見てもらいました。
ヒロドアナ:「2番目に出てきたのが、佐々木少年ですよね?可愛い。カメラに向かって、すごく新鮮な。変わらないね、笑顔が」
佐々木投手:「この時から、カメラ嫌いだったんですけど。使われないと思っていたんです、これ」
ヒロドアナ:「ガッツリ残っています。映像って怖いですね」
佐々木投手:「恥ずかしいですね」
2012年のオールスター。東日本大震災の復興支援試合として、岩手県で開催。被災者3000名が招待されました。その中に、当時10歳の佐々木少年がいたのです。
佐々木投手:「岩手県出身だったので、プロ野球を見られる機会もなかったなかで楽しかったですし、楽しみにしていて。すごく良い思い出があります」
ヒロドアナ:「オールスターって、どういうふうに見えていました?」
佐々木投手:「活躍している選手が集まるなかで、見ているほうもワクワクするような舞台でした」
■ここを見て!「針の穴を通すコントロール(笑)」
10歳の佐々木少年がワクワクした夢のオールスター。10年たった今、ファン投票1位で選ばれ、その舞台に立ちます。
佐々木投手:「野球の楽しさや魅力を伝えられるように、自分のピッチングをできたらなと思います」
ヒロドアナ:「自分のここを見て下さいって、少年に言いたいとしたら何でしょう」
佐々木投手:「針の穴を通すようなコントロール」
ヒロドアナ:「素晴らしい。頂きました」
佐々木投手:「冗談ですよ(笑)」
(「サンデーLIVE!!」2022年7月24日放送分より)
広告
広告