西武・平良海馬投手が7日、今シーズンから先発に転向するうえでの調整方法について、記者の質問に答えました。
Q:雨続きではあるが、キャンプインからいかがですか?
平良:今日はブルペンに入って60球投げて、感覚は悪くなかったですね。60球か61球か、それくらい投げました。
Q:今季から自主トレ、キャンプで取り組んできたことについて
平良:取り組み自体は全く変えていなくて、ただ「ブルペンでの球数調整」と、「ランニングメニューのときに心拍数を見ながら走るっていうこと」を今年からは少し変えたくらいですね。
Q:先発転向があっての変化ですか?
平良:そうですね、中継ぎじゃなくて先発だと、いろいろやらないといけないことがたくさんあるので、そこを調整しています。
Q:ブルペンでは全球種投げましたか?
平良:全部投げました。
Q:全球種投げた感想は?
平良:球数投げてくると、ストレートがカットボールっぽくなったりすることがあったので、そこをもっと修正したいなと思いました。
Q:先発転向に向け球数削減のために練習してきたツーシームの感触は?
平良:ツーシームを、山川さんも打席に立ってもらったりして、手元にあるピッチングデータと、山川さんすごいバッターですので、そのバッターの感覚も聞きながらピッチングできたので、今日はすごく良い練習ができたなと思います。感覚はよかったです。
Q:ツーシームについて、自主練の時は試行錯誤であったが、今の完成度は?
平良:完成度は100%、もう試合で使えるくらいの感じですね。
Q:山川選手が打席に立ったが、打者がいるのといないのとでは感覚は違うか?
平良:全く違いますね。力の入り方とか、打者との距離感とか、コースは(打者に)当てるか当てないかくらいに攻めて投げるっていうところで、良い練習できたと思います。
Q:打者を立たせてツーシームを投げたのは初めてですか?
平良:初めてですね。抜けすぎて当てても困りますし、そこのせめぎあいみたいなところで、よかったと思います。
Q:新球種を打者に投げてみて、発見はあったか?
平良:全体的に良くて、新しい発見は、バッター立ってくれたので、普段より力が入るというか、自主トレよりも球速が上がって、変化球の球速も調整して落としていきたいなと思いました。
Q:今後キャンプで修正していきたいポイントは?
平良:打者が立ったりして球速が速くなると、カーブの球速も速くなってしまうので、そこをもっと球速を落とせるようにしていきたいなと思いました。
Q:中継ぎのときカーブは使っていなかったが、先発をするうえで緩急も重要か?
平良:そうですね、スライダーよりも少し遅いカーブっていう球種で、長いイニングをいろんな球速幅で投げていけたらいいなと思います。
Q:カーブとストレートの球速差はどれくらいのイメージですか?
平良:まっすぐ(ストレート)より85%くらい遅いくらいな感じで投げたいなと思います。
Q:カーブの感触は?
平良:感触は良かったです。
Q:今後のキャンプをどういったものにしていきたいか?
平良:練習量も増えてくるので怪我せずに、そして自分をもう少し追い込んで頑張っていきたいと思います。
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