【バドミントン】日本代表が帰国!パリ五輪選考レースは佳境[2024/03/19 23:59]

フランスオープンと全英オープンの2週に渡る欧州遠征を終え、19日(火)に帰国した日本代表が取材に応じた。
昨年5月から始まったパリ五輪選考レースも終盤を迎える。各種目で日本の1番手に付ける選手は、パリ五輪出場を確実としている。

フランスオープン、全英オープン共に準優勝を果たし、初の五輪確実とした女子ダブルスの志田千陽/松山奈未ペアは、
「オリンピックレースとしても自分たちの自信にも繋がるような期間にしたかった。いいプレーでもできたし結果も残せたしよかった。(志田)」と自信をのぞかせた。また、パリ五輪と同じ会場で行われたフランスオープンを振り返り、「一回一回勝つたびにすごく会場の雰囲気が盛り上がってきたり、そういう雰囲気を感じながら決勝の舞台まで戦えたことは良かった(松山)」と話した。

今年1月に右脚のケガから復帰し完全復活が待たれる山口茜は、2週連続で準優勝をおさめ、
「2週間でここまで結果が出るとは思っていなかった」と好感触だ。
3度目の五輪に向けた質問には、
「今回の遠征でいいところや課題など、たくさん感じることがあったので、オリンピック関係なくこれから成長していけるように頑張りたい」と抱負を述べた。

初の五輪確実の保木卓朗/小林優吾ペアは、2週連続でベスト4に入った欧州遠征を振り返り、
「今年に入ってコンスタントにベスト4を維持できているのでよかった。準決勝がどちらも逆転負けで課題も見えた。(保木)」と、次を見据える。
また、五輪の本番会場で実際にプレーをして、
「観客席側から見てみるとコートがすごく鮮明に見える。あそこで自分がやってる姿っていうのをイメージした時に、すごくテンションも上がる。(保木)」
「しっかりと(五輪を)イメージしながらできたので、ベスト4という結果だったがいい形で終われた(小林)」と、初の五輪に向けて期待をのぞかせた。

女子ダブルスで2番手に付ける永原和可那/松本麻佑ペアは、
「レースが始まったときに最後までもつれるだろうなとは思っていた。(松本)/残りの大会で(初戦敗退した)全英オープンの悔しさをぶつけて、次は自分たちのいいパフォーマンスをしてレースを終えたい。(永原)」と、五輪レース最後となる来月のアジア選手権に向けて意気込んだ。

※この映像にはナレーションはありません。ご了承ください。

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