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女子100mバタフライ準決勝に挑んだ池江璃花子(24)だったが結果は12位。
本命種目でこれまで良い練習が積めており自信があったからこそ、反動は大きく感情が溢れ出た。
レース後は会場の隅っこで座り込みタオルで顔を覆って涙。
その時間およそ7分間。
途中通り過ぎる海外選手、スウェーデンのルイース・ハンソンらに慰められても、現実を受け入れられない…そんな表情だった。
「こういう結果で終わってしまったのが事実。何のために今日まで頑張ってきたんだろうって…凄く思うんですけど…4年後、同じような思いをしないように…また…いちから頑張っていくしかない、今はそういう気持ちです」
声を震わせながら集大成と位置付けるロス五輪に向けてコメントした。

高校生、平井瑞希(17)は準決勝7位通過で決勝進出。
それでも「自分の本来の力は出し切れいていない」と断言。
現地には両親が駆け付けており、現地時間28日の決勝は家族に向けて、
「ずっとメダル獲得が目標と言っているので有言実行できるように自己ベスト更新して自分の状態を出し切った姿を見せたい」
と語った。