ドジャースの大谷翔平選手(30)は日本時間22日、今回のキャンプで初めてベースランニングを行いました。
シングルヒットをイメージしてか、打つ動作をした後、走って一塁で止まると、通訳のアイアトンさんをピッチャーに見立てスタートの練習。すると、アイアトンさんの動きに「ボーク!」と思わず指摘、笑顔を見せていました。
ランナーとしても順調な調整が続いている大谷選手、早ければ日本時間来月1日にオープン戦に出場するとみられています。
■大谷が3度目のブルペン
そして23日、大谷選手が3回目のブルペン入りです。
これまで14球、21球と着実に投手復帰の階段をのぼっている大谷選手。前回のブルペン後、「もうワンステップ強度をあげられたらいい」と話していた通り、力強いボールを投げ込んでいきます。
大谷選手はストレート、ツーシームに加え、23日はさらにカットボールを解禁。ロバーツ監督や山本由伸投手(26)も見守るなか、25球を投げ込みました。
その中では、キャッチャーと英語でボールの良し悪しを確認していました。
最後は気迫のこもった真っすぐでしめた大谷選手。24日は、このキャンプで初めて実戦形式のバッティング練習で打席に立つ予定だとロバーツ監督が明かしてくれました。
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■カブス・今永 実戦形式の登板で5奪三振■カブス・今永 実戦形式の登板で5奪三振
ドジャースとの東京シリーズで開幕投手に決まったカブスの今永昇太投手(31)が手応えを感じる投球を見せました。
キャンプ2度目の実戦形式の練習に臨んだ今永投手。前回の投球ではコントロールに苦しみましたが、この日は落ちる変化球が低めに決まり、延べ9人のバッターを相手に5つの三振を奪います。
しかし、球数の関係で、本来予定になかった10人目のバッターに対してはまさかのホームラン。それでもこの日の投球に手応えを感じていました。
「スプリットはだいたい全球いい高さに決まっていたので、それは去年との違いかなと思いますね」
「(Q.最後のホームラン…)本当だったら3アウトで代わっているので、っていう言い訳をさせてください」
■オリオールズの菅野 移籍後初の実戦形式登板
オリオールズの菅野智之投手(35)は、チームの正捕手、アドリー・ラッチマン(27)とバッテリーを組み、移籍後初となる実戦形式の練習に臨みました。
菅野投手は、延べ8人のバッターに対して2つの三振。自慢のコントロールを披露しました。
ラッチマン捕手は「実際に初めて球を受け、めちゃくちゃ楽しかった」と話しました。
「今まで投げたことないようなコースに、投げたことないような球も投げたりしたので、いろいろ新鮮で楽しかったです」
(「グッド!モーニング」2025年2月23日放送分より)