張成沢氏処刑後の人事に注目　北朝鮮の最高人民会議

2014年4月9日 11:54

　北朝鮮で、日本の国会にあたる最高人民会議が9日に開かれます。去年、金正恩第1書記のすぐそばに座っていた張成沢（チャン・ソンテク）氏は、「国家転覆陰謀罪」などで処刑されました。今回はどのような人事が打ち出されるのでしょうか。 　（西村香織記者報告） 　最高人民会議の注目点は、「正恩体制の完成」です。まず、去年、処刑された張成沢派の幹部らがどう処遇されたのかが明らかになります。また、幹部の世代交代も更に進むものとみられます。党の序列第2位で86歳の金永南（キム・ヨンナム）最高人民会議委員長も退任する可能性があります。いずれにしても、張成沢派の排除と幹部の世代交代は、権力がより正恩氏に集中することを意味していて、今回の人事で独裁体制が事実上、完成するとみられます。更に正恩氏が、決して順調とはいえない経済政策について、どのような方針を打ち出すかにも注目されます。

日米韓連携して北朝鮮に自制促す　ミサイル・核問題

2014年4月8日 11:52

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2014年3月3日 11:54

1年半ぶり日朝赤十字会談へ　北代表団が中国入り

2014年3月1日 17:50

日朝赤十字会談、再開へ　遺骨収容など話し合い

2014年2月27日 18:09