特定外来生物「ツマアカスズメバチ」を壱岐市で発見
2017年9月27日 19:09
生態系に悪影響を及ぼす特定外来生物に指定されている「ツマアカスズメバチ」が長崎県壱岐市で見つかったことが分かりました。国内での確認は4例目です。 環境省によりますと、24日に壱岐市の養蜂農家がミツバチの巣箱の近くを飛んでいたスズメバチ5匹を捕まえました。そのうち2匹を環境省が調査したところ、ツマアカスズメバチの働きバチと確認されました。ツマアカスズメバチは在来のオオスズメバチと比べて刺された場合の被害は大きくないということですが、繁殖力が強く、ミツバチや在来のスズメバチの生態に悪影響を及ぼします。日本では2012年に対馬で初めて発見され、その後、定着したほか、2015年に福岡県北九州市で巣が見つかり、2016年に宮崎県日南市で女王バチが発見されましたが、その後の調査では見つかっていません。環境省は、発見場所の近くに他にいないか調べる方針です。
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