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映画「ドールハウス」(矢口史靖監督)の初日舞台挨拶が13日、都内で行われ、俳優の長澤まさみ(38)、瀬戸康史(37)だけでなく、風吹ジュン(73)も登壇した。
実は怖い映画が苦手だという風吹は「もう台本から怖くて怖くて、これどうなっちゃうんだろうと。でも、長澤まさみさんは、若いころから存じ上げていて、すごく大好きだから、“まさみさんがやるんだったらやりたいわ、会いたいわ”という気持ちで入ってきた。監督の作品も勉強して、“わ〜面白い監督、ぜひ〜”と思った」とオファーを受けた理由を説明した。
また、撮影については、「まさみちゃんはすごく役に集中していて、役に入ってらっしゃる感じで、声をかけられなかった。いつも宙を向いて何かを考えているような様子でしたよ」と明かすと、それを聞いた長澤は「本当ですか!? もしかしたらアヤちゃんの仕業かも。イヤっ、そんなことは無いです」と冗談めかして笑いを誘った。
また、今作にちなみ、最近ゾクッとしたことについてもトーク。長澤は「撮影の最後のシーンで、砂嵐がだいぶ吹き荒れていた。すごく風が強い一日だったので、私たちも砂に吹かれて、なかなか体力のいる撮影だったんです。家に帰ってきた時に、耳の辺りがちょっとゾクゾク…。あっ、ザラザラしていたことはありました」とちゃめっ気たっぷりに語った。
一方、風吹は「登山をするんですけど、歩いていると声が聞こえてきたりするんです。でも“そこに行ったら危ないじゃない”という所から声が聞こえてくる。それで、歩いて戻ると“ちぇっ!”みたいな(声が聞こえる)。なんの声? 誰の声? みたいな」と本当に怖い話を披露した。