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今作で主演とプロデューサーを務めるオダギリジョーは、おしゃれなスーツ姿で登場。腕を通さない着こなしで現れ、冒頭の挨拶では「猛暑でもう夏ですよね。そんな中わざわざ来ていただき本当にありがとうございます。もう梅雨があけたっていううわさもありますが…」と淡々と天気について述べた。
イベントでは、映画の内容にちなみ「心に沁みたエピソード」についてフリップトークが繰り広げられた。満島ひかりは、九州に暮らす8歳の甥っ子が一人で飛行機に乗って遊びに来たときのエピソードを明かした。「自分も13歳で一人で上京しているんですけど、（今作で高石あかり演じる）優子も親元を離れていて、家族がいない中で少年時代、少女時代に経験することってすごい経験になるよなって、改めて甥っ子の姿を見てて思いました」としみじみと語った。
最後に答えることになったオダギリは「心に沁みた！」とそのままの回答。「心に沁みたのは満島さんの甥っ子の話ですね」と、自身が心に沁みた話をするのではなく、キャストの中から最も心に沁みた話を選び、「ずるい〜！」「考えてな〜い」など文句を言われ、光石研からは指をさされてツッコまれていた。