ドジャース大谷翔平のLA生活は? 日本人選手にも人気 “先輩”石井一久さんに聞く
[2023/12/14 13:16]
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「ドジャース大谷翔平」の誕生に、ロサンゼルスが沸いています。大谷選手も訪れるかもしれない、日本人選手にも人気のスポットを“先輩”の元メジャーリーガーに聞きました。
■現地LAでは…ユニホーム早くも売り切れ
日本時間15日午前8時から、大谷選手の入団会見を行うと発表したドジャース。その会見会場となるドジャー・スタジアムで14日、チャリティーイベントが行われました。
イベントには、ベテランピッチャーのジョー・ケリー投手(35)の姿もありました。ケリー投手といえば、3年間、背負ってきた背番号17を大谷選手に快く譲ったことで話題になりました。
その大谷の背番号17。ロサンゼルス市内にあるドジャースの公式グッズショップでは、11日の正式発表を受け、大谷選手のユニホームが発売されていますが、すでに男性用は売り切れているということです。
現地ロサンゼルスでは、早くも売り切れ。大谷選手の人気と注目度の高さがうかがえます。
ドジャースファン:「大谷翔平のユニホームが買いたいです」「(Q.買えましたか?)買えませんでした。ドジャー・スタジアムに行って買おうと思っています」
ドジャースファン:「ドジャーブルーで17番を付けた姿を見るのが楽しみです。もうエンゼルスの赤ではないですからね。多くの球団からドジャースを選んでくれてありがとう」
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■日本で発売される予定なかった応援グッズも■日本で発売される予定なかった応援グッズも
もちろん、日本でも盛り上がっています。
スペースエイジ 柿原信也氏:「全国のファンの熱と熱量を感じます。僕らも頑張って、急いで販売にこぎつけたかいがある」
大谷選手の契約発表と同時に、現地スタッフが素早くライセンスの取得に動き、翌日には日本での“ドジャース大谷”のグッズを発売できることが決まりました。
日本で発売される予定のなかったパーカーやマグカップなどの応援グッズが13日から購入予約できるようになっています。
柿原氏:「普段に比べると、大体3倍ぐらいの売れ行き・スピード感」
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■“先輩”石井一久さん おすすめスポット■“先輩”石井一久さん おすすめスポット
日米でグングン上がる大谷選手への期待値。その大谷選手が来年、躍動するドジャースのスタジアムは、古巣エンゼルスのスタジアムよりもロサンゼルスの中心街に近い場所にあります。
大谷選手もアナハイムからロサンゼルスに引っ越してくるはず。そこで、この街をよく知る人物に話を聞きました。
ドジャースに所属していた 石井一久さん:「“しゃぶしゃぶ”は薄いスライスのお肉。アメリカでは薄いスライスのお肉という文化がない。スーパーに行くと、薄いお肉のスライスとか売ってたりする。色々な環境というのは、ロサンゼルスのいいところ」
3年間、ドジャースに在籍し、ピッチャーとして活躍した石井一久さんです。ちなみに、背番号は大谷選手と同じ17でした。
ロサンゼルスを知り尽くした石井さんが、おすすめスポットを教えてくれました。
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■心洗われる癒やしの絶景 サンタモニカに…■心洗われる癒やしの絶景 サンタモニカに…
まずは、プライベートでも足しげく通った「日本人街」です。
石井さん:「リトル大阪というニュアンスで言われる。僕はよく行っていました」「(Q.何を食べていた?)ラーメンや焼き肉、何でもそろいます。そばとかも、日本と何ら変わらない生活」
同僚とも舌鼓を打ったというレベルの高い日本食は、大谷選手の食生活にとってもプラスに働くのではないかと話します。
続いては、“絶品”スタジアムグルメです。
石井さん:「ガーリックフライは、ポテトフライにガーリックがどっさり乗ってるバージョン。ドジャースといったらドジャードッグという長い大きいホットドックが有名。それと同じぐらいのものがガーリックフライです。最強な組み合わせなので、ある程度ダイエットをしたほうがいい」
ドジャードッグは、キャラクターグッズになるほどの人気です。
そして最後は、心洗われる癒やしの絶景です。
石井さん:「サンタモニカのビーチですね。海岸沿い、サンタモニカってきれい。野球と離れたことをする時間は、リフレッシュに使った」
サンタモニカの海岸沿いは、観光客に人気のビーチで、ロサンゼルス屈指の絶景スポット。夕暮れ時には、疲れた心を癒やしてくれます。
石井さんが野球の合間に度々、足を運んだロサンゼルスのおすすめスポット。大谷選手にとっても、リフレッシュできる場所になること間違いなしです。
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■監督の母から…心温まる「おもてなし」も■監督の母から…心温まる「おもてなし」も
石井さんはドジャースへの移籍について大谷にとって大きなプラスになるといいます。その理由の一つが指揮官の存在です。
石井さん:「プレーヤー同士で接する時間が多かった。ピッチャーと野手という壁はない。みんなに対して色んなコミュニケーションとれる選手でした」
ドジャースの指揮を執るデーブ・ロバーツ監督(51)。現役時代、石井さんと共に戦った、いわば「戦友」です。
ロバーツ監督の母親は沖縄出身の日本人で、その息子のロバーツ監督は日本人の気持ちを理解してくれる存在だったといいます。
石井さん:「日本の選手がどういうものを求めているとか、どういう精神状態なのかというのは、すごく把握できていると思うので心強い」
現役中には、監督の母から心温まる「おもてなし」を受けたこともあったといいます。
石井さん:「当時、フロリダでキャンプだった。外にレストランとかない状況のキャンプ地。おにぎりや焼きそばと、軽いお新香とかを提供してくださって。日本人だからじゃなくて、異国の地で挑戦している選手に優しくサポートしてくれた」
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■大谷選手と山本投手 夢の強力コンビ実現?■大谷選手と山本投手 夢の強力コンビ実現?
そんななか、さらに心強い味方が加わる可能性が浮上しています。
ドジャースネーション.COM ホーンストラ記者:「ドジャースは、山本と面談しているようです。ドジャースが山本を必要とする理由は、何よりも先発投手が足りないからです」
13日、ドジャースと面談したとみられる山本由伸投手(25)。スタジアム内の大型ビジョンに映し出されたのは、ドジャースのユニホームを着た山本の姿。その背番号は、なんと18番でした。
大谷選手と山本投手、夢の強力コンビが実現するかもしれません。
(「グッド!モーニング」2023年12月14日放送分より)