14人死亡 地下鉄サリン事件29年 「事件を伝えるのは私たちの使命」[2024/03/20 11:52]
14人が死亡したオウム真理教による地下鉄サリン事件から20日で29年です。駅員2人が犠牲となった東京メトロの霞ケ関駅で、遺族らが花を手向けました。
1995年3月20日、当時のオウム真理教の幹部らが地下鉄車内で猛毒のサリンをまき、14人が死亡、6000人以上が重軽傷を負いました。
霞ケ関駅では電車の床にまかれたサリンを処理した駅員2人が犠牲になりました。
夫を亡くした高橋シズヱさん
「(事件のことが)忘れられていくが、それを防ぐのは生き残った私たちだと思っています」
オウム真理教による一連の事件では、2018年7月に教団の元幹部ら13人の死刑が執行されました。