【独自】突然逮捕されて…“誤認逮捕”で男性胸中語る
スーパーJチャンネル
[2024/02/21 19:20]
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ある日突然、警察官に逮捕された男性。「誤認逮捕」だったとして釈放されましたが、一体、何が起きたのか?
その詳細を男性が自らの言葉で語りました。
■“誤認逮捕”の男性「怒り」の胸中
誤認逮捕された男性(40代)
「どんだけテキトーな捜査しているのって感じですよね」
「どんだけテキトーな捜査しているのって感じですよね」
福岡県北九州市に住む40代の男性。
17日、全く身に覚えのない公然わいせつの疑いで逮捕されました。
誤認逮捕された男性(40代)
「僕だけじゃないですよね、家族がみんなびっくりしている。母親は泣いていたし、怒りですよね」
「僕だけじゃないですよね、家族がみんなびっくりしている。母親は泣いていたし、怒りですよね」
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■なぜ?手錠かけられ突然“連行”■なぜ?手錠かけられ突然“連行”
公然わいせつ事件は、2月11日に起こりました。
北九州市のショッピングモールで、「女の子に対して下半身を露出している」と通報があり、防犯カメラ映像や目撃情報などから警察が男性を逮捕したのです。
誤認逮捕された男性(40代)
「朝6時ごろ、逮捕状持って『逮捕します』って連れていかれるが、『いやいや』って言って、肌着だったんですね。ズボンもはかせてもらえなくて、引きずり出されて」
「朝6時ごろ、逮捕状持って『逮捕します』って連れていかれるが、『いやいや』って言って、肌着だったんですね。ズボンもはかせてもらえなくて、引きずり出されて」
17日、男性は、自宅で寝ていたところを、着の身着のままの状態で警察に手錠をかけられ連行されたのです。
その際、男性はアリバイがあると訴えました。
事件当時、男性は、仕事で福岡県の宗像市にいて、現場の北九州市にいなかったのです。
誤認逮捕された男性(40代)
「『自分は間違いなく、そこ(事件現場)にはいない』と言うんですが、(警察は)『関係ないから、100%あなたがやっているから』と言って連れていかれた」
「『自分は間違いなく、そこ(事件現場)にはいない』と言うんですが、(警察は)『関係ないから、100%あなたがやっているから』と言って連れていかれた」
警察署に着くと、そのまま取調室に連れていかれたといいます。
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■アリバイ確認せず「まるで犯罪者」■アリバイ確認せず「まるで犯罪者」
誤認逮捕された男性(40代)
「DNA採取させられて、もう犯罪者扱いですね。写真 撮られて、指紋取られて」
「DNA採取させられて、もう犯罪者扱いですね。写真 撮られて、指紋取られて」
Q.こちらの主張は?
「全然聞かないですね」
Q.アリバイを説明している時の警察の反応は?
「馬鹿にしたような顔をしていましたね。『へーっ』という顔をしていましたね」
「全然聞かないですね」
Q.アリバイを説明している時の警察の反応は?
「馬鹿にしたような顔をしていましたね。『へーっ』という顔をしていましたね」
しかし、逮捕からおよそ7時間後、状況が一変します。
男性と一緒に働いていた人から、アリバイが確認されたのです。
結局、男性が釈放されたのは逮捕からおよそ9時間後のことでした。
誤認逮捕された男性(40代)
「よく分からない人たちが3人くらい来て平謝りですよ『申し訳ない』と。謝罪もあったもんじゃない。事務的な処理です、言うことはすべて」
Q.なぜ自分が罪をきせられたか聞いた?
「教えてくれない」
「よく分からない人たちが3人くらい来て平謝りですよ『申し訳ない』と。謝罪もあったもんじゃない。事務的な処理です、言うことはすべて」
Q.なぜ自分が罪をきせられたか聞いた?
「教えてくれない」
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■警察に聞いた なぜ“誤認逮捕”?■警察に聞いた なぜ“誤認逮捕”?
なぜ、誤認逮捕してしまったのか?
警察に話を聞きました。
福岡県警小倉南警察署のコメント
Q.男性が100%犯人だという趣旨の話をしたのか?
「現場の捜査員の言葉までは分からない」
Q.無理やり引っ張ったか?
「無理やりかは分からない。確固たる証拠を基に逮捕状が出ているので、捜査員もそのつもりで行ったと思う」
Q.男性が100%犯人だという趣旨の話をしたのか?
「現場の捜査員の言葉までは分からない」
Q.無理やり引っ張ったか?
「無理やりかは分からない。確固たる証拠を基に逮捕状が出ているので、捜査員もそのつもりで行ったと思う」
なぜ、男性のアリバイを確認もせずに逮捕に踏み切ったのでしょうか?
福岡県警小倉南警察署のコメント
「女児が関わる性犯罪を未然に防ぐため、スピード感を持って捜査する必要があった。関係者に深くおわびし、再発防止に努める」
「女児が関わる性犯罪を未然に防ぐため、スピード感を持って捜査する必要があった。関係者に深くおわびし、再発防止に努める」
誤認逮捕された男性は、怒りとともに、恐怖も感じたといいます。
誤認逮捕された男性(40代)
「たまたま自分の場合は、同僚などが証言してくれて違うとなったが、それが出来ない人はどうなるのかという話」
「たまたま自分の場合は、同僚などが証言してくれて違うとなったが、それが出来ない人はどうなるのかという話」