社会

2025年2月10日 12:04

寒波のあとは春一番!? 大雪のあとは全国的に雨 雪解けが急速に進む恐れも

2025年2月10日 12:04

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今週は目まぐるしく天気が変化します。「雪から雨へ」、「3月並み暖かさ」、「春一番」、「花粉の飛散」。冬から春へ、少しずつ季節は進んでいきそうです。

きょう(月)

今季最強寒波のピークは過ぎたものの、北日本と北陸はきょうも局地的に雪が強まる予想です。すでに平年を大幅に超える積雪になっている所も多く、屋根からの落雪の危険性が高まっています。雪崩の発生にも注意が必要です。

あす(火)

3日(月)頃から続いていた今季最強寒波はようやく退散します。あす建国記念の日には西から冬型の気圧配置が緩んでいき、北日本の日本海側と北陸の雪エリアも縮小していきそうです。除雪作業の際は、複数人で行うなど、安全対策を徹底してください。西日本と東日本は穏やかな天気で、久しぶりに日差しの温もりを少し感じられそうです。

12日(水)

低気圧と前線が日本列島を西から東へ通過します。南からは暖かい空気が流れ込むため、九州から東北は雨の所が多くなる予想です。この雨で積雪エリアでは急速に雪解けが進む恐れがあります。屋根からの落雪、融雪による道路冠水にも注意です。また、全国的に南風が強まる可能性があります。条件が揃えば、春一番が発表されるかもしれません。春一番とは、季節が冬から春へと変わる時期に、初めて吹く暖かい南よりの強い風のことを言います。

13日(木)〜14日(金)

再び、北日本の日本海側や北陸は雪や雨が降る予想です。寒波期間ほどの大雪にはならない見込みですが、大雪や吹雪になる所もありそうです。一方、西日本と東日本は太平洋側を中心に気温が上がり、春の暖かさになる所もあります。寒波期間が長かった分、寒さが和らいで少しほっとできそうです。ただ、西日本と東日本は、スギ花粉の飛散し始める時期、対策をはじめる時期になってきました。気温が上昇すると花粉が飛びやすくなります。

15日(土)

周期的に気圧配置が変わり、再び西から低気圧と前線が日本列島に近づいてきます。次の週末も天気が崩れる可能性があります。

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  • 平年を大幅に上回る積雪
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