社会

2025年6月10日 13:00

【写真まとめ】「お花見できるようになるのが楽しみですね」 沖縄にルーツを持つ日系人が多く住む都市で記念の桜を植樹【佳子さまブラジル公式訪問 #1】ホテル到着からロンドリーナ市訪問まで

2025年6月10日 13:00

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秋篠宮ご夫妻の次女・佳子さまが、ブラジルを訪問されています。
10日間の日程で、8都市をめぐります。
ブラジルにいる日系人は270万人と世界最多で、今年は日本とブラジルが外交関係を結んでから130周年となり、関連行事などへ出席される予定です。
ペルーでは「ほほ笑みのプリンセス」と呼ばれ、ギリシャでは現地メディアに「天性の気品がある」と絶賛された佳子さま。
今回のブラジル訪問ではどのような佳子さまを見られるのでしょうか。
そのひとつひとつを写真としてたっぷりとお伝えします。

■ホテル到着

佳子さま

長旅の疲れも見せず、関係者から笑顔で花束を受け取る場面も。

■日本人開拓移民を悼む慰霊碑へ献花

佳子さま

ブラジルで亡くなった日本人開拓移民を悼む慰霊碑を訪れ、花を手向けられました。

この開拓先没者慰霊碑は1975年、サンパウロ市が運営するイビラプエラ公園内の無償永久貸与を受けた土地に建立された。

その慰霊碑へは、姉の小室眞子さんも皇族時代の2018年に訪れるなど、日本の要人が多く訪問する場所となっています。

■純和風建築の日本館 視察

餌を手にされる佳子さま
餌を手にされる佳子さま

記念植樹やコイの餌(えさ)やりなども体験されました。

■ジャパン・ハウス サンパウロ 訪問

組み立て式サッカーボールを持つ佳子さま

リサイクル素材でできた組み立て式サッカーボールを手に取った佳子さまは「よくできていますね」と話されました。

佳子さま

大阪・関西万博のシンボルとなっている大屋根リングの模型などもご覧になった後、見送りに並んだ職員に対し、ポルトガル語で「どうもありがとう」と声を掛けられました。

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■ブラジル移民史料館 訪問

ブラジル移民史料館に到着

現地の6日、佳子さまは日系社会の歓迎会に出席するためサンパウロ市内の施設を訪問されました。

開拓者の家を視察された佳子さま
開拓者の家を視察された佳子さま

ブラジル移民史料館で開拓者の家を視察された佳子さまは「何人くらいで暮らしていたんですか」と質問するなど、説明を熱心に聞かれていました。

■日系人団体の幹部などと面会

日系社会団体幹部と面会
日系社会団体幹部と面会

■日系人の歓迎式典にご出席

日系人の子どもなどが盛大に出迎え
佳子さま

日系人の子どもなどが盛大に出迎え、歓迎式典には1000人ほどが集まりました。

歓迎式典の様子
お言葉を述べられる様子
「(日本から)移住された方々とそのご子孫が、様々な困難に直面しながらも日々努力を重ねられたことに、ブラジルの社会に貢献してこられたことに改めて深く敬意を表します」

日系人らが主催する歓迎行事でお言葉を述べられました。

■JICA海外協力隊の隊員と交流

ブラジルで子どもたちにバドミントンなどを教えている、JICA海外協力隊の隊員と交流されました。

佳子さま
佳子さま

■歓迎レセプションに着物姿でご出席

サンパウロ州に貢献した人に贈られる最高名誉の「イピランガ勲章」が手渡されました。

佳子さま
「ブラジルの方々が日本からの移住者をあたたかく受け入れてくださったこと、そして日本のビジネス関係者に良好な事業環境を提供して下さっていることは、両国の深い結びつきにつながっていると思います」
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■ブラジルに移民した日系人向けの国内初の老人ホーム「憩の園」を訪問

花束を手に笑顔の佳子さま
「憩の園」は創設67年目で、60代から100歳までの約60人が入居

佳子さまは花束を受け取った後、「日本から来た佳子です」「お会いできてうれしいです」などと一人ひとりに声をかけられました。

佳子さま
佳子さま

■日系アーティストと懇談

日系ブラジル人の織物作家など、日系アーティストと懇談し、葛飾北斎の富岳(ふがく)三十六景をイメージした作品を見て、「すごく迫力があっていいですね」などと話されました。

佳子さま
「青の部分にもいろんな色が入っているんですか」と質問
「青の部分にもいろんな色が入っているんですか」と質問

■日本語教師の育成を行う「ブラジル日本語センター」を皇族で初めて訪問

佳子さま

■松柏・大志万学院 訪問

ハイタッチする佳子さま
一人ひとりとハイタッチ

2歳から16歳の日系ブラジル人が多く通う「松柏・大志万学園(しょうはく・おおしまんがくえん)」を訪れました。

佳子さまは子どもたちが披露したサンバで有名な歌に大きな拍手を送られました。

説明を受けられる佳子さま

生徒の親が用意したブラジルの伝統的な菓子を見て、「どれも美味しそうですね」「おすすめのものはありますか」と話されました。

佳子さま

■外務省 元研修生やブラジル日本語センター関係者及びふれあい日本の旅参加者らと

佳子さま
佳子さま
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■マリンガ到着 歓迎行事に出席

佳子さま
ワインレッド色のワンピースに白いジャケット姿
佳子さま
佳子さま

2つ目の都市・マリンガに到着し、歓迎行事に出席されました。

佳子さま
「先人が歩んだ険しい道のりに思いをはせるとともに、日系のみなさまの歴史を改めて心に刻んでおります。ブラジルの社会に貢献してこられたことに深く敬意を表します」
佳子さま
佳子さま

■日系4世らによる「よさこい」や「和太鼓」ご鑑賞

佳子さま
佳子さま

日系4世らによる「よさこい」や「和太鼓」が披露され、佳子さまは大きな拍手を送られていました。

佳子さま
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■多くの日本人が移住した南部ロランジア市を訪問

“移民の歴史”視察

コーヒー農園で働くため多くの日本人が移住したブラジル南部のロランジア市を訪れ、移民史料館を視察されました。

「鉄が入っているんですね」と実際に赤土に触れました
開拓先没者の慰霊碑に献花
開拓先没者の慰霊碑に献花

■沖縄にルーツを持つ日系人が多く住むロンドリーナ市を訪問

車で人口およそ58万人のロンドリーナ市に移動した佳子さまは、パラナ日伯文化連合会の昼食会に出席し、お言葉を述べられました。

「多くの方々にお会いできましたことを大変うれしく思います」
「多くの方々にお会いできましたことを大変うれしく思います」

市内にある「パラナ日伯文化連合会」で記念の桜を植樹されました。

「お花見できるようになるのが楽しみですね」
「お花見できるようになるのが楽しみですね」

「お花見できるようになるのが楽しみですね。(その時には)私も来てお花見したいと思います」とお話しされました。

その後、「ロンドリーナ文化体育協会」を訪れ、日系人らによる沖縄の獅子舞や太鼓のパフォーマンスで盛大な歓迎を受けました。

笑顔で拍手を送りました
笑顔で拍手を送りました
一人ひとりに感謝の言葉をかけ、握手をされていました
一人ひとりに感謝の言葉をかけ、握手をされていました
ブラジル政府から公式訪問の招待を受けた佳子さまは、10日間で8都市を巡り、各地の記念式典に参加。大統領への表敬訪問や、リオデジャネイロにあるキリスト像で有名な世界遺産「コルコバードの丘」の視察などをして、17日に帰国される予定です。
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