10日間の日程で、8都市をめぐります。
ブラジルにいる日系人は270万人と世界最多で、今年は日本とブラジルが外交関係を結んでから130周年となり、関連行事などへ出席される予定です。
今回のブラジル訪問ではどのような佳子さまを見られるのでしょうか。
そのひとつひとつを写真としてたっぷりとお伝えします。
■ホテル到着
長旅の疲れも見せず、関係者から笑顔で花束を受け取る場面も。
■日本人開拓移民を悼む慰霊碑へ献花
ブラジルで亡くなった日本人開拓移民を悼む慰霊碑を訪れ、花を手向けられました。
この開拓先没者慰霊碑は1975年、サンパウロ市が運営するイビラプエラ公園内の無償永久貸与を受けた土地に建立された。
その慰霊碑へは、姉の小室眞子さんも皇族時代の2018年に訪れるなど、日本の要人が多く訪問する場所となっています。
■純和風建築の日本館 視察
記念植樹やコイの餌(えさ)やりなども体験されました。
■ジャパン・ハウス サンパウロ 訪問
リサイクル素材でできた組み立て式サッカーボールを手に取った佳子さまは「よくできていますね」と話されました。
大阪・関西万博のシンボルとなっている大屋根リングの模型などもご覧になった後、見送りに並んだ職員に対し、ポルトガル語で「どうもありがとう」と声を掛けられました。
■ブラジル移民史料館 訪問
現地の6日、佳子さまは日系社会の歓迎会に出席するためサンパウロ市内の施設を訪問されました。
ブラジル移民史料館で開拓者の家を視察された佳子さまは「何人くらいで暮らしていたんですか」と質問するなど、説明を熱心に聞かれていました。
■日系人団体の幹部などと面会
■日系人の歓迎式典にご出席
日系人の子どもなどが盛大に出迎え、歓迎式典には1000人ほどが集まりました。
日系人らが主催する歓迎行事でお言葉を述べられました。
■JICA海外協力隊の隊員と交流
ブラジルで子どもたちにバドミントンなどを教えている、JICA海外協力隊の隊員と交流されました。
■歓迎レセプションに着物姿でご出席
サンパウロ州に貢献した人に贈られる最高名誉の「イピランガ勲章」が手渡されました。
■ブラジルに移民した日系人向けの国内初の老人ホーム「憩の園」を訪問
佳子さまは花束を受け取った後、「日本から来た佳子です」「お会いできてうれしいです」などと一人ひとりに声をかけられました。
■日系アーティストと懇談
日系ブラジル人の織物作家など、日系アーティストと懇談し、葛飾北斎の富岳(ふがく)三十六景をイメージした作品を見て、「すごく迫力があっていいですね」などと話されました。
■日本語教師の育成を行う「ブラジル日本語センター」を皇族で初めて訪問
■松柏・大志万学院 訪問
2歳から16歳の日系ブラジル人が多く通う「松柏・大志万学園(しょうはく・おおしまんがくえん)」を訪れました。
佳子さまは子どもたちが披露したサンバで有名な歌に大きな拍手を送られました。
生徒の親が用意したブラジルの伝統的な菓子を見て、「どれも美味しそうですね」「おすすめのものはありますか」と話されました。
■外務省 元研修生やブラジル日本語センター関係者及びふれあい日本の旅参加者らと
■マリンガ到着 歓迎行事に出席
2つ目の都市・マリンガに到着し、歓迎行事に出席されました。
■日系4世らによる「よさこい」や「和太鼓」ご鑑賞
日系4世らによる「よさこい」や「和太鼓」が披露され、佳子さまは大きな拍手を送られていました。
■多くの日本人が移住した南部ロランジア市を訪問
コーヒー農園で働くため多くの日本人が移住したブラジル南部のロランジア市を訪れ、移民史料館を視察されました。
■沖縄にルーツを持つ日系人が多く住むロンドリーナ市を訪問
車で人口およそ58万人のロンドリーナ市に移動した佳子さまは、パラナ日伯文化連合会の昼食会に出席し、お言葉を述べられました。
市内にある「パラナ日伯文化連合会」で記念の桜を植樹されました。
「お花見できるようになるのが楽しみですね。(その時には)私も来てお花見したいと思います」とお話しされました。
その後、「ロンドリーナ文化体育協会」を訪れ、日系人らによる沖縄の獅子舞や太鼓のパフォーマンスで盛大な歓迎を受けました。