【速報】愛犬は「デコピン」大谷翔平 入団会見 質疑応答全文

メジャーリーグ・ドジャースと契約を結んだ大谷翔平選手の入団会見が、日本時間15日午前8時から開かれた。
会見ではドジャースのユニフォーム姿を披露し冒頭発言で「今すごく興奮している」「質疑応答を交え日頃の感謝を伝えたい」と話した。

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▽大谷翔平選手 質疑応答

Qいつドジャース入団を決めた？決め手は
ドジャースに「お願いします」っていう「契約します」という決断を伝える前の日の夜というか、発表したのは次の日のお昼だったんですが、まあその前の晩ですね。
決断理由に関しましては、これが一つというわけではなくて、交渉をさせていただいたすべての球団の皆さんとお話しさせていただいて、本当にどの球団も素晴らしかったですし、ただ何球団誘いを頂いても、「Yes」と答えられる球団は1つしかないので、そこに対して自分が最終的にここでプレーしたいなという気持ちに素直に従った結果かなって感じはします。

Q会見会場に来ての感想は？期待を感じる？
嬉しく思うと同時に、報道陣の方しか今日いないと聞いていたので、予想より多くて今びっくりしています

Q右ひじの手術トミージョンとは明かされていないがその理由は？?交渉の道具になった？
最初の段階でどういう手術になるのかっていうのをまず、ドクターも含めて決めなければならなかったので、発表の段階でそれがまず決まっていなかったっていうのが一番かなと思います。

Q2回目のトミージョン手術をしたというのは事実？
そうですね、ただ術式が前回とはまた違うので、そこをどういう風に表現するのかは僕はもちろん専門外なので、そこはドクターの方が詳しいかなと思います。

Q後払い契約について、大谷のアイデアだったのか、ほかの球団とも同じ条件で交渉したのか？
もともと後払いというのはどの選手も大型契約になると付くものではあるので、そのパーセンテージに関してはあとは選手に一任されるところではありますし、そこを含めて自分が今受け取れる金額を我慢して、ペイロールに柔軟性を持たせれるのであれば僕は全然後払いでもいいですというのが始まりですかね。
他球団の契約に関しては、ほかの選手の交渉もしている最中なので僕の口から具体的な球団名だったり、交渉の内容はこの場で言うことが出来ないっていうのがあります。

Qチャンピオンリングを手にしたいという優先順位はどの位置？
僕自身の優先順位は、契約形態からもわかるように、一番上の所ではあるので、野球選手としてあとどれぐらいできるかというのは僕自身とてもわからないですし、勝つことっていうのが僕の中で一番大事なことかなと思います。

Q実際何球団で悩んでいたのか、決断の決め手は何かあるか？
何球団っていうのはここで僕の口から言っていいのかわからないので差し控えさせていただくというのと、さきほども言った通りドジャースがこれを持っているからというよりは、なんていうんですかね、心に残っている言葉としてオーナー、マーク・ウォルターさんも含めて、この10年間、ドジャースが経験してきた10年間を彼らは全く成功と思っていないということはおっしゃられていたんで、それだけ勝ちたいという意思がみんな強いんだなというのが心に残ったかなと思います。

Q勝つために大切なことは？
一番大事なのは全員が勝ちに、同じ方向に向くのが大事だと思うので、オーナーグループもそうですし、フロントも皆さんもそうですし、もちろんチームメート、ファンの皆さんもそうですし、みんながそこに向かっているというのが一番大事かなと思います。

Q「世界一になる」という目標に向けてドジャースでどのような選手像を目指すか
まず優勝することを目指しながら、まあその所で、欠かせなかったといわれる存在にやっぱりなりたいですし、そういう期待を込めた契約だと思っていますし、そこの期待に応えられるように、全力で頑張っていきたいなと思ってます。

QMVP発表の際に同席していた犬の名前は？
「デコピン」っていうんですけど。こっちの人はあまり発音的に難しいというかアレなので。元の名前が「デコイ」というのでこちらの人に説明するときは呼びやすい「デコイ」って紹介しています。

Q来季は打者専念、開幕には間に合うのか？
バッティングの方は今もう、ドライスイング、素振りのほうは始めているので、おおむね予定通りに来てる、若干早いぐらいな感じできているので、十分に開幕間に合うんじゃないかなとおもうので、スプリングトレーニングでしっかりゲームに入れる準備が出来ていれば開幕に十分間に合う感じはします。

Q「デコピン」の由来
由来に関してはもともと「デコイ」っていう名前がありましたので?、それに近い形で選びました。

Qエンゼルス入団とドジャース入団の心境の違いは？
全体的な気持ち的には変わっていないですね。常に挑戦したいと思っていますし、ここにドジャースにお世話になると決めた後もそこに対してのチャレンジだと思っているので。まあただ、来るということは去るチームもありますし、日本でいえばファイターズでしたし、今回はエンゼルスを去りましたけれど、この寂しさというのも心の中にあるのも事実かなと思います。

Qフリードマン氏かウォルター氏が退団したらオプトアウトできるっていう条件も契約に入っているが個人的にこの条項は大事だった？
先ほども言った通りみんなが同じ方向に向かっているというのが大事だと思っているので、ロサンゼルス・ドジャースに入団すると同時に、メインのお二方と契約するという形ですし、そこがもし崩れるのであればこの契約自体も崩れることになる、そういう契約かなと思っている。

Qドジャースのファンについて知っていることは
僕はまだ入団してから知ることが多いんだろうなと思いますし、今のところはメジャーリーグでプレーして各球場も行ってますけど、各チームのファンがこういう気質なんだなというのは感じますし、やっぱり野球に対して熱狂的だなというか、エンゼル・スタジアムに関してもそうだけど、毎回青いユニフォームを着た方々がいっぱい球場にいらっしゃいますので、そういうのを見ると熱があるなというのを感じています。

写真：ロイター/アフロ