“1000億の男”ドジャース大谷翔平…エンゼルス入団時 トラウトの背番号27を希望?

[2023/12/15 12:42]

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 “1000億の男”大谷翔平選手(29)。スポーツ史上最高額の超大型契約を結んだドジャースで、世界一への階段をまた一歩上ります。

■当時・栗山監督の印象に残っている言葉は?

 ドジャースファン:「私たちは大谷を信頼しているし、信じています。プレーオフで大谷を見るのが楽しみです。Let’s do it(やってくれ!)」

 ドジャースファン:「ショーヘイ!愛してる。ドジャースに来てくれてありがとう」

 ドジャースのSNSで入団発表がされた際のアニメーションでは、花巻東高校時代を彷彿とさせるグレーと紫のユニホームが描かれました。

 高校時代から最速160キロの剛速球を投げる大谷選手に、ドジャースも日本にスカウトを送り込み、熱心にアプローチしていました。

 高校卒業後、日本のプロ野球を経ずにメジャーへ挑戦すると公言していた大谷選手。説得したのは、当時の日本ハム・栗山英樹監督でした。

 大谷選手(当時18):「(Q.栗山監督の印象に残っている言葉は?)『誰も歩いたことのない道を歩いてほしい』と言われました。自分もそういう選手になれるように頑張っていきたい」

■ベーブ・ルースは「神様と同じくらいの存在」

2017年、エンゼルス入団会見 写真:AP/アフロ

 まさに有言実行。誰もやったことのない「二刀流」を日本で成功させ、夢のメジャー挑戦の最初のチームに選んだのはエンゼルスでした。

 エンゼル・スタジアムで行われた入団会見では、レッドカーペットが敷かれ、豪華な雰囲気のなか、行われました。

 大谷選手(当時23):「(Q.背番号17について)本当は27番にしたいという思いがあったんですが、(トラウト選手が背番号27で)埋まっていたので、17にしました」

 チームカラーの赤いネクタイを締めた大谷選手。チームのスター、トラウト選手に敬意を表し、笑いを誘う大谷選手の言葉が、会見場に集まったファンたちの心を一気につかみました。

 大谷選手(当時23):「(Q.“日本版ベーブ・ルース”という評判について)神様と同じくらいの存在。野球をやっている以上は近づいていきたいけれど、きょうがスタートライン」

 メジャーリーグ1年目の大谷選手は新人王を獲得。2021年にはMVPを受賞し、去年はベーブ・ルース以来の2桁勝利、2桁本塁打を記録。今年はホームラン王のタイトルを手にしました。

 新天地に選んだのは、同じロサンゼルスを本拠地にするドジャース。スターがそろう常勝軍団で世界一、ワールドチャンピオンを目指します。

 夢をかなえ続ける大谷選手。15日に解禁された映像で、これからの結婚や家族について語りました。

■「結婚、子どもも含めて、平穏に暮らしたい」

 求人サイトなどを運営する会社のアンバサダーに就任した大谷選手。15日、新しい映像が入ってきました。

 ディップ株式会社 冨田英揮代表取締役兼CEO:「ディップのブランドアンバサダーにご就任いただき、ありがとうございます」「来年は50本、60本、打ってやろうという思いは?」
 大谷選手:「思いますね。できるとも思っていますし。もっと(目標を)高くいきたい」

 大谷選手は自身の結婚や子育てなど、人生設計について語りました。

 大谷選手:「結婚、子どもも含めて、平穏に暮らしたいというか。私生活はそういうふうでありたい。(野球は)私生活とはまた別の楽しみ方というか。やっぱり、現役(生活)が僕も中堅になってきて。競技人生も終わりにどんどん近づいていると考えると、今を楽しまないと終わりが近いだけに、もったいないなって思います」

(「グッド!モーニング」2023年12月15日放送分より)

  • ドジャース入団会見 写真:AP/アフロ
  • 2017年、エンゼルス入団会見 写真:AP/アフロ

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