春のセンバツ高校野球 出場校決定…“豊川の規格外スラッガー”モイセエフ・ニキータ
[2024/01/28 12:46]
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3月18日に開幕する春のセンバツ高校野球の出場校が発表されました。
■被災地の石川から涙の選出
春連覇を狙う山梨学院をはじめ、大阪桐蔭など9校の優勝経験校が名を連ねるなか、強豪ひしめく近畿大会でベスト4の耐久(和歌山)が初出場となります。創立はなんとペリー来航以前の江戸時代・嘉永5年、創部120年目で悲願の甲子園初出場となりました。
能登半島地震の被災地となった石川からは星稜と、日本航空石川の2校が選出されました。中には、涙を浮かべる選手もいました。
現在は系列校がある山梨に避難して練習に取り組んでいますが、チームのおよそ半数がまだ合流できていません。
日本航空石川 寳田一慧主将
「甲子園という舞台で戦えることに感謝の気持ちを持って、まだ(山梨に)来られていない仲間ともしっかりこの喜びを味わって、全員一つになって頑張って行こうと思います」
「甲子園という舞台で戦えることに感謝の気持ちを持って、まだ(山梨に)来られていない仲間ともしっかりこの喜びを味わって、全員一つになって頑張って行こうと思います」
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■愛知・豊川の注目は…スラッガーのモイセエフ選手■愛知・豊川の注目は…スラッガーのモイセエフ選手
そして、番組が注目したのは10年ぶり2回目となる愛知の豊川です。
東海大会では同じ愛知の強豪・愛工大名電を破り優勝。さらに明治神宮大会ではベスト4に入る実力で選出されました。
その中心がロシア人スラッガーのモイセエフ・ニキータ選手(2年)です。新チームになってからの公式戦打率は5割超え。明治神宮大会準決勝では、初の全国大会でホームランを放ち注目されました。
ロシア人の両親を持つモイセエフ選手ですが、自身は日本生まれ日本育ち。小学4年生までは、空手も習っていました。
モイセエフ選手
「あいさつはしっかりします。人間性が出るので大事だと思います」
「あいさつはしっかりします。人間性が出るので大事だと思います」
そんなモイセエフ選手の魅力が、ベンチプレス120キロを挙げるパワーです。
中学時代は細かったですが、今ではこの肉体!
モイセエフ選手
「高校入学当初は66キロで、今はもう85キロあります。打球のスピードや飛距離が変わったと自分で実感しています。甲子園の舞台でやるっていうのは小学生からの憧れだったので、必ず結果出したいと思います」
「高校入学当初は66キロで、今はもう85キロあります。打球のスピードや飛距離が変わったと自分で実感しています。甲子園の舞台でやるっていうのは小学生からの憧れだったので、必ず結果出したいと思います」
(1月28日放送「サンデーLIVE!!」より)