“中村俊輔の再来”将来期待のレフティー、山田楓喜 「俺の左足」でパリ五輪つかむ

報道ステーション

[2024/04/15 15:16]

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 来週から始まるパリオリンピック出場をかけたアジア最終予選。連日、内田篤人さんが若き日本代表の注目選手を紹介していきます。題して「マン・オブ・ザ・ウッチー」。最後に紹介する選手は“将来期待のレフティー”です。

■武器のセットプレー、山田選手がこじ開ける!

山田楓喜選手
「俺が蹴ったら入るって分かっていますし」
「日本がオリンピック出られなきゃダメでしょ」

 強気なビッグマウス発言も持ち味の山田選手。

 注目してほしい武器は“左足”です。中学時代から所属した京都サンガF.C.でプロデビュー。その左足を武器に頭角を現すと、今シーズンは東京ヴェルディへ移籍。山田選手の左足は、一気に全国に知れ渡ります。

 出場6試合で、直接フリーキックから2ゴール。J1リーグで2本決めているのは、山田選手ただ一人です。

山田選手
「自分の左足に自信を持ってるんで、ゴール前だったらどこでも蹴れますね」
キリンカップサッカー2007 中村俊輔さん 写真:Jinten Sawada/アフロ

 左足から放たれる放物線から、サッカーファンの間では、日本が誇るレフティー“中村俊輔さんの再来”とも言われています。

山田選手
「世界でもトップのフリーキッカーで、そういう選手と比べられるのはすごくうれしいと思いますけど、その自信とか、ボールを置いてからのリズムとかは、俊輔さんもそうですし、自分もちゃんと持ってるんで。超えられるように頑張りたいです」

 セットプレーは大岩ジャパンにとって大きな武器。特に今回の最終予選など、固い展開が予想される試合では一気に局面を打開できるプレーになります。これまでも中村俊輔さんをはじめ、名キッカーがゴールを演出してきました。山田選手の左足でこじ開けてほしいです。

山田選手
「セットプレーの1点というのは、勝敗を分けてくると思うので、“俺の左足”でパリ五輪をつかみたいなと思います」

(「報道ステーション」2024年4月12日放送分より)

  • 山田楓喜選手 2024 U-23 国際親善試合 写真:長田洋平/アフロスポーツ
  • 2024 J1リーグ 開幕節 写真:松尾/アフロスポーツ
  • キリンカップサッカー2007 中村俊輔さん 写真:Jinten Sawada/アフロ

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